「どこでできるかは分かりませんが、与えられた環境のなかで、現実を踏まえたうえでやっていきたいです」
［北中米W杯 アジア2次予選］日本代表 1–0 北朝鮮代表/2024年3月21日19:23/国立競技場
2026年開催の北中米ワールドカップ（W杯）に向けたアジア2次予選の第3戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) が田中碧のゴールを守り切り、北朝鮮代表に1-0の勝利を収め、3連勝で首位をキープした。
26日に平壌で予定されていた同予選第4戦が中止になることが決まった。日本サッカー協会（JFA）の田嶋幸三会長が試合後、記者団に説明。北朝鮮サッカー協会からは日本開催の打診もあったが、関係機関・省庁との調整が必要なため、現実の可能性はまったく分からない状況となっている。
日本の森保一監督は試合後の記者会見で、この件について質問を受けると「決定に従い、我々は最善の準備をするだけです」と答えた。
「（平壌開催中止について）全て決定したことに従い、我々は最善の準備をするだけです。現実を受け止め、今度どのような展開になるか分かりませんが、疲労の溜まった選手のリカバリーと、コンディションを上げていくこと。（練習と第4戦について）どこでできるかは分かりませんが、与えられた環境のなかで、現実を踏まえたうえでやっていきたいです」
指揮官はそのように、柔軟に対応・適応していくことの大切さを強調している。
また、森保監督は勝利を収めたホームでの第3戦について、「アジアカップでの悔しい結果を受け、過去の戦いを踏まえ、苦しい時間帯に耐えてカウンター攻撃も仕掛けられました。厳しい戦いを乗り越える自信をつけられる戦いができたと思います。もう1点奪う、したたかさを身に付けられれば、より強いチームになっていけるはずです」と、収穫と課題を挙げた。
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日本代表は平壌への経由地である北京に渡ることも中止。最終的な決定が下されるまで、日本に残って準備を行うことになった。
