メジャーリーグの開幕戦で盛り上がる中、心配なニュースが飛び込んできました。北海道苫小牧出身で、日本ハムファイターズで通訳経験がある、大谷翔平選手の水原一平通訳(39)がドジャースを解雇されました。いったい何があったのでしょうか?ロサンゼルス・タイムズは20日、大谷選手の水原通訳が別の賭博事件の捜査過程でいわゆる「ブックメーカー」の関係先として浮上し水原さんが大谷選手から「大規模な窃盗」をした疑いがあると報じました。また、ESPNはブックメーカーへの借金が450万ドル=日本円で6億8000万円近くまで膨れ上がり、それを返済するために大谷選手の口座から送金されたとしています。ESPNの取材に対し水原通訳は「大谷選手は全く関与していないことを知ってほしい。私は違法だとは知らなかった」と話しています。
これまでにわかっていること
この事態を受け、ドジャースは21日「報道の内容は把握している」としたうえで水原通訳を解雇したと発表しました。衝撃的なニュースに札幌市では…「すごいショックで、ビックリした」(街の人)「海外で活躍できる1つは通訳の方がいたことも結構大きいと思う。奥さんも今回韓国に一緒に同行している、そういう意味で1回目の大谷選手を支える最初のタイミングなのかな」(街の人)
水原一平通訳とは
大谷選手の代理人は「翔平が大規模な窃盗の被害者であることが判明し関係当局に任せることにした」とコメントしました。捜査当局は取材に対し「捜査についてはノーコメント」としています。