【ワシントン共同】米商務省が21日発表した2023年の経常収支の赤字額(季節調整済み)は、前年比15.7%減の8188億2300万ドル(約124兆円)だった。モノの輸入が縮小したことで、赤字が減った。
23年の経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は3.0%となり、前年から0.8ポイント縮小した。
モノの赤字が10.4%減の1兆596億3100万ドルに減った。一方、サービスの黒字は20.7%増の2798億3700万ドルだった。
同時に発表した23年10~12月期の経常収支の赤字額は前期比0.8%減の1948億1千万ドルだった。モノの赤字は増加し、サービスの黒字は減った。