利用予約 オンラインで完結 公共施設管理システム導入 奥州市

 奥州市は、インターネットで公共施設の空き状況を確認し予約申し込みができる「公共施設予約管理システム」の運用を始めた。社会教育・文化施設やスポーツ施設、地区センターなど56カ所が対象。一部施設では使用料をオンラインで決済できる。市ではオンライン決済が可能な施設を増やすなど利便性向上を図っていく。

 対象は、社会教育・文化施設が市文化会館(Zホール)や江刺体育文化会館(ささらホール)など7カ所、スポーツ施設が市ふれあいの丘公園(市総合体育館含む)や胆沢野球場など18カ所、地区センターが30カ所、勤労者施設は水沢勤労者体育館のみ。予約受け付け期間は施設ごとに異なる。

 パソコンやスマートフォンなどで支払いができるオンライン決済を、Zホールと市ふれあいの丘公園、胆沢文化創造センター、前沢ふれあいセンター、前沢いきいきスポーツランド、俳句の庵(同市前沢)の6カ所で導入。予約申し込み後、使用料をクレジットカードまたはPayPay(ペイペイ)で支払える。

 同システムの利用には、市ホームページなどから個人・団体ごとに利用者登録し、申請書類の提出が必要。審査後、メールで通知する。

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