【ミャンマー】ミャンマー幸福度、1ランク下降で118位に[社会]

英オックスフォード大学のウェルビーイング研究センターが20日に発表した「世界幸福度報告書2024」によると、ミャンマーの幸福度は143の国・地域中118位だった。前年の117位から1ランク下がった。

幸福度は、各国での世論調査で得られた回答を基に、◇1人当たりの国内総生産(GDP)◇社会的支援の充実◇健康寿命◇人生の選択自由度◇寛容性◇汚職に対する認識——の6項目を基にスコアを算出し、ランク付けしたもの。今回の調査の対象期間は21~23年の3年間だった。

年齢層別のランキングでは、ミャンマーでは「30歳以下の若者」が122位と最も低く、「60歳以上の高齢者」が102位と最も高かった。

東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国ではシンガポールが30位で前年に続きトップ。カンボジアは23年の結果ではミャンマーを上回っていたが、今年は下回り、119位だった。

日本は前年から4ランク落とし、51位となった。トップはフィンランド、最下位はアフガニスタンだった。

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