【フィリピン】創造産業、23年GDP寄与度7.1%に低下[経済]

フィリピン統計庁(PSA)は21日、2023年の創造産業(クリエーティブ産業)の生産額が前年比6.9%増の1兆7,179億4,200万ペソ(約4兆6,300億円)だったと発表した。国内総生産(GDP)全体に占める比率は7.1%と、前年の7.3%から低下した。

内訳を見ると、生産額が最大だったのは記号・イメージ関連で全体の31.5%だった。以下、広告・研究開発・その他芸術関連サービスが21.9%、デジタル双方向商品・サービスが21.1%と続いた。

23年の創造産業による雇用人数は4.0%増の726万5,000人だった。最も雇用人数が多かったのは伝統文化表現活動で、全体の35.5%に当たる258万2,000人だった。

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