モーターヘッドのレミー・キルミスター、遺灰を祀るイベントがバーで開催へ

モーターヘッドのレミー・キルミスターの遺灰が、故人のお気に入りだったウエストハリウッドにあるバーレストラン、レインボーバー&グリルで「祀られる」という。前立腺がんやうっ血性心不全など数々の闘病生活を経て2015年12月に70歳で亡くなったレミーの功績をたたえるイベントが開催される。

同レストランのインスタグラムにはこう綴られている。「レミーの遺灰をレインボー・バー&グリルに祀るイベントにご参加下さい。そして新たなお披露目となるモーターヘッド・ウィスキーと共にレミーとモーターヘッドへのユニークな乾杯に招待させていただきます」

今回の告知の数日前には、レミーの遺灰の入った骨壺が今年の夏イングランド、ダービーシャーのキャットン・パークで開催されるブラッドストック・フェスティバルで展示、その後ノッティンガムのライブハウス、ロック・シティへ向かうことが発表されていた。

ちなみにレミーの遺灰は故人が愛した場所に散骨されるだけでなく、同バンドのツアーマネージャーと制作アシスタントのタトゥーインクにも使用された。また、遺灰を弾丸の中に詰め愛していた人々へ贈るよう希望していたという。更に昨年には、同バンドが何度も演奏したドイツ北部のヴァッケン・オープン・エア・フェスティバルで「レミー・フォーエバー」メモリアルの一環として同地に撒かれてもいた。

© BANG Media International