福井県福井市の市通学区域審議会の本年度会合が3月21日、市役所で開かれた。児童数増加で2027年度に2校化される森田地区の小学校通学区域について、上野本町と石盛町を分割の境界とする通学区域案に同意した。野口正人会長が吉川雄二教育長に答申した。同案は今後、定例教育委員会を経て決定される。
通学区域案では森田小と、森田中校舎を使用して設立する新小学校とで校区を分割。2小学校の児童数はピーク時の35年にはそれぞれ745人と723人でほぼ同数となる見通し。
事務局の市教委は昨年、地域住民らのアンケートを基にした案を、境界となる上野本町と石盛町の各自治会に提示し協議した。
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