島根県出雲市の会社が採用に導入したのは、なんと、「ゲーム」。
21日、松江市ではプロのゲーマーを招いたイベントが開かれたんですが、このイベントも、実は。
島根県松江市を訪れたのは、日本初の女性パズルプロゲーマー・Tema(てま)さんです。パズルゲームの王道「ぷよぷよ」で国内外の大会で数々の実績を残してきた凄腕の選手。
そんな彼女にチーム一丸で挑むイベントの参加者らですがじつはこれ、ただのゲームイベントではありません!
丸三 人事課 福島賢 課長代理
「これはゲームを使った会社説明会をやっております」
じつはこれ学生向けの就活イベント!企業の採用活動の一環なんです。
こうした取り組みを始めたのはアミューズメント事業などを手掛ける出雲市の会社、丸三。
今月上旬にも、就活イベントを行いましたが…
「これ私のアバターです」
「意外と似てますね」
操作しているのはアバター。そう、こちらはメタバース空間です。
丸三 人事課 福島賢 課長代理
「今回は『終わらない就活からの脱出』どういう視点でどうしたら内定がもらえるのかゲームを通じて感じていくみたいな」
行われていたのは、メタバース空間で謎を解いていく脱出ゲーム。
この会社では、こうした色々なゲームを採用活動に導入しているんです!
丸三 人事課 福島賢 課長代理
「就活生のみなさんに就活楽しいって聞くとみんな顔をしかめるんですよね…就職する働くことはすごく楽しいことなんだよってまず学生さんに知っていただいて、ワクワクしながら就活が楽しめるそのような新しい就活の形を提案します」
「採用が面白い会社は働いても面白い」というキャッチフレーズのもと今年から採用に『ゲーム』を導入。学生時代力を入れたこと、いわゆるガクチカには書きにくいイメージのあるゲームですが…
丸三 人事課 福島賢 課長代理
「自分は学生時代ゲームばっかりやっていたからそれって就活ではあんまり言わないほうがいいのかな、そういう学生さんもいらっしゃるかもしれないんですけど、なにか1つのことに熱中した経験って素晴らしい経験だよその1つのことに集中できる経験をぜひ働くうえでも生かせるんじゃないかなと、学生さんの築いてきたものをきちんと認めてあげるような、そのような就活の在り方も考えています」
売り手市場が続き激化する企業間の採用競争。目まぐるしい時代の変化の中で多くの学生に興味を持ってもらおうと新しい就活が山陰でも始まっています。