【JR北海道】全道の路線で"運賃値上げ"を検討 定例会見で社長か明かす 3月末の経営計画に盛り込まれる見通し

JR北海道は3月21日の定例会見で、全道の路線で運賃の値上げを検討していることを明らかにしました。「燃料費高騰。鉄道を持続的に続けていくためには輸送サービスの改善というのが欠かせないという、そういった観点から運賃改定についても検討せざるをえない」(JR北海道 綿貫泰之 社長)JR北海道の綿貫社長は会見で運賃の値上げの検討を明らかにしました。

JR北海道の経常損益

値上げ幅や時期については「今話せることはない」としています。JR北海道は2015年度から8年連続で赤字を計上していて、2020年度は過去最大の438億円の赤字でした。3月末をめどにまとめる次期中期経営計画に運賃改定の検討方針が盛り込まれる見通しです。

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