職員同士が結婚したら夫婦どちらかの退職を勧奨する池田町の内規…福井県知事の意見は?

杉本達治・福井県知事

 福井県池田町が町職員同士の結婚の際にどちらかに退職を促す結婚退職勧奨を続けていることについて、杉本達治・福井県知事は3月21日の記者会見で「結婚で物事を区別するのは適当ではないと思う」との認識を示した。

 町によると、退職勧奨は人事の内規として1993年に設け、上司・部下となった場合の夫婦関係との両立の難しさ、守秘義務に基づくリスク管理などを理由に継続する考えを示している。

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 杉本知事は「役場の職員規模が極めて小さく、人事上の配慮の難しさも実際あるだろう」とした上で、「そういう時代ではないのでは、という趣旨も含め、県として助言することもある」と述べた。

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