『JKと六法全書』幸澤沙良と牛の“花子”がクランクイン 「牛さんに助けてもらいました」

4月19日よりテレビ朝日系で放送がスタートする幸澤沙良主演の金曜ナイトドラマ『JKと六法全書』がクランクインを迎えた。

本作は、現役女子高生にして弁護士=“JKB”の主人公・桜木みやび(幸澤沙良)が、法廷で、学校で、旋風を巻き起こしていく法曹×学園のハイブリッドドラマ。

脚本を手がけるのは、日本アカデミー優秀脚本賞をはじめ数々の賞を受賞した『金融腐蝕列島・呪縛』の鈴木智と、刑事事件を担当する現役の弁護士で脚本家でもある柏谷周希のコンビ。共演に大東駿介、黒木瞳、日向亘、大和奈央、柄本明らが名を連ねた。

撮影初日、みやび役の幸澤は牛の花子と一緒にクランクイン。この牛は、東京で本格的に弁護士としてスタートさせることを夢見るみやびが、牛飼いでもある祖父・桜木倫太郎(柄本明)から上京を許可してもらえるかどうかを決める大事な裁判で、みやびの命運を握る。

幸澤は、クランクイン前日に「『どうしよう、眠れない!』と緊張のピークだった」と明かす。それでも、いざ撮影を迎えると、「思いのほかリラックスして楽しんでる自分がいました」と緊張を一蹴して、楽しんで臨めた様子。その裏には花子の存在がひと役買ったそうで、「みやびちゃんは目から読み取れる感情をすごく大事にする子で、牛さんの瞳を見てこの子はいい子ということを説明するシーンがあるんですが、実際に目を見ると本当にそう思えたので、そういう意味では牛さんに助けてもらいました」と語った。

あわせて、第1話の場面写真も公開された。場面写真には、幸澤が演じるみやびと、柄本が演じるみやびの祖父・倫太郎との共演シーンが切り取られている。クランクインから間もなくして迎えた柄本とのシーン撮影に、幸澤は「緊張することを覚悟していたのですが、撮り終えた瞬間に『楽しかった!』と心の底から楽しんでいたんです」と告白。「柄本さんは冗談を言ってくださるので、現場は暖かい雰囲気に包まれていました」と回顧した。

撮影がスタートし、やる気をみなぎらせる幸澤は、「これから本格的に法廷シーンの撮影も始まりますが、みやびの青森弁が出るところは私が方言に初挑戦するということもありますし、インパクトのあるセリフをズバズバ言うので、撮影が楽しみです」と、本作の見どころの1つである法廷シーンに向けて期待を寄せ、「見てくださる方に『あのシーンはすごかったね!』と感じていただけるようなシーンにしたいと思っています」と力強く意気込みを語った。

幸澤沙良(桜木みやび役) コメント
クランクイン前日には「どうしよう、眠れない!」と緊張のピークでしたが、いざ撮影を迎えたら思いのほかリラックスして楽しんでる自分がいました。牛さんは、本当に可愛いんです! まるで、大きいワンちゃんみたいで、私は終始、撫でていました(笑)。みやびは目から読み取れる感情をすごく大事にする子で、牛さんの瞳を見てこの子はいい子だということを説明するシーンがあるんですが、実際に目を見ると本当にそう思えたので、そういう意味では牛さんに助けてもらいました。
また、クランクインしてすぐに柄本さんとご一緒させていただくシーンもあり、撮影前はすごく緊張していましたが、撮り終えた瞬間は「楽しかった!」と心の底から思うことができました。柄本さんは冗談を言ってくださるので、現場は暖かい雰囲気に包まれていました。
これから本格的に法廷シーンの撮影も始まりますが、みやびの青森弁が出るところは、方言に初挑戦する、ということもありますし、インパクトのあるセリフをズバズバ言うので、撮影が楽しみです。見てくださる方に「あのシーンはすごかったね!」と感じていただけるようなシーンにしたいと思っています!
俳優としてまだまだ足りないところも沢山ありますが、大先輩の方々がいらっしゃるので、沢山吸収しながらこの作品の中でみやびと共に私自身も成長できたらいいなと思っています!
(文=リアルサウンド編集部)

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