Webアプリケーション診断ツール「VexCloud」に Enterpriseプラン追加

Webサイト全体での診断状況・脆弱性数を管理するダッシュボード

株式会社ユービーセキュアは3月13日、クラウド型Webアプリケーション診断ツール「VexCloud」での「Enterpriseプラン」の提供を同日より開始すると発表した。

共通脆弱性評価システムCVSS v2 評価の掲載終了、4/1 以降は CVSS v3 評価のみに

「VexCloud」は、Webアプリケーション脆弱性検査ツール「Vex」開発のノウハウを活用し、「セキュリティ診断や脆弱性検査・管理をより簡単に、より身近に」というコンセプトのもと開発された、Webアプリケーションの自動診断を実現するクラウド型診断ツール。

新たに提供される「VexCloud Enterpriseプラン」では、多数のWebサイトの脆弱性診断結果を効率的に管理できるよう、管理画面にてWebサイト単位で診断結果を一覧化し、さらに組織ごとにWebサイトをグループ化して管理する機能や、複数回のスキャン(診断)結果を自動的に統合し、常に最新の脆弱性状況を提示することで、全てのWebサイトの診断結果・実施状況を可視化できるダッシュボード機能を実装している。

また、診断を行うユーザをWebサイト単位で設定し、グループごとに管理者を立てることが可能となり、さらにOpenID Connectを用いた認証連携に対応することでユーザアカウントの管理負荷の低減と安全性の両立を実現している。

その他、下記の機能を追加することでエンタープライズ企業に求められる高いセキュリティ要件に対応している。

・Webサイトの脆弱性情報を保護する二要素認証による強固な認証システム
・操作を記録し、証跡として残すことができる監査ログ機能
・各社のセキュリティポリシーに合わせて柔軟に設定可能なログ保存期間
・導入企業からのセキュリティチェックシートへの回答依頼に対応可能

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