巨大看板で観光名所PR 岩美高生徒が製作 方言でインパクト

岩美高の生徒らが手がけた観光看板

 岩美高(岩美町浦富)の1、2年生の生徒ら8人がアイデアを出し合った新しい観光看板が、同町陸上の東浜インターチェンジ(IC)付近に設置された。観光名所などの美しい写真と「待っとったで!岩美町」といった斬新なキャッチコピーを組み合わせた巨大な看板で、ドライバーの目を引いている。

 若者の目線で町の魅力を発信してもらおうと、岩美町が昨年11月に同校に依頼した。看板は縦10メートル、横3.6メートルのアルミニウム製。浦富海岸と岩井温泉の写真を大きく使い、「アガるぜ!!浦富海岸」「くつろげ!!岩井温泉」など、みずみずしい文言で観光名所をPRしている。3月5日、東浜ICを降りて目に付く場所に設置された。

 町役場は18日、製作を手がけた生徒らを現地に招待し看板を披露した。1年の尾崎羽央さん(16)は「予想以上に大きく、良くできている」と完成を喜び、1年の山本瑠生哉さん(16)は「インパクトを大事にして方言も取り入れた。この看板で岩美に来たと実感してほしい」と話した。

© 株式会社新日本海新聞社