2団体と2人表彰 日本海新聞ふるさと大賞 大山町

ふるさと大賞の大山町の受賞者ら

 「日本海新聞ふるさと大賞2023」の大山町の部表彰式が19日、町役場大山支所で開かれ、地域貢献賞2団体とスポーツ文化功労賞2人が表彰された。

 地域貢献賞を受賞したのは、「きらり光徳」(野口信昭会長、1529人)と「名和地区青色防犯パトロール隊」(船越愛二郎代表、19人)の2団体。

 きらり光徳は、地域の子育て世帯を対象としたイベントを開催するなど地域の活性化に貢献している。青色防犯パトロール隊は長年にわたり、毎週木曜日、学校の下校時に防犯パトロールを実施。安心安全な地域づくりと青少年育成に尽力している。

 スポーツ文化功労賞は、囲碁の宮崎拓郎さん(18)=米子東高校3年=とペタンクの法橋登志子さん(72)=同町御来屋。

 宮崎さんは、同校囲碁部の一員として第47回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会の男子団体戦に出場し、3位に導いた。法橋さんは第38回日本ペタンク選手権大会に鳥取県代表として出場。第23回西日本ペタンク選手権大会には県チームで出場し、5位に入賞した。

 表彰式には、竹口大紀町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の篠原天理事と日本海新聞販売店会の高見裕美理事、地元の販売店主らが出席。竹口町長が「行政ではできない活動を担っている両団体に感謝を申し上げ、宮崎さんと法橋さんの今後の活躍に期待します」と祝辞を贈った。

 受賞者を代表して野口代表が「この受賞をきっかけに次の一歩を踏み出し、これからも頑張っていきたい」と謝辞を述べた。

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