京都府京丹後市の府丹後文化会館で17日、「京丹後市はたちを祝う式典」が開かれた。華やかな振り袖やスーツに身を包んだ約400人が同級生らと人生の門出を祝い合い、20歳の自覚と責任をかみしめた。
同市では毎年、降雪期の1月を避けて式典を開いている。この日は参加者を代表し、大学生宇野ひかりさん(20)と大学生梅本優鷹さん(20)が登壇した。
宇野さんは「ここまで育てていただいた家族や地域の人たちに感謝するとともに日々精進を重ね、立派な医師を目指す」、梅本さんは「本当に安心して食べられる野菜を作る農家になり、みんなが活躍できる社会を支えていく」とそれぞれ決意を述べた。
式典では、同市出身のユーチューバーが制作した応援メッセージ動画の紹介や、若者たちでつくるバンドメンバーによるミニライブ演奏の披露があった。