カタルーニャ元首相が出馬へ 5月州議選、帰国の意思も

21日、フランス南部エルヌで集会に参加する、スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン元州首相(ロイター=共同)

 【パリ共同】2017年にスペイン北東部カタルーニャ自治州の独立の是非を問う住民投票を強行し、その後逮捕を逃れてベルギーに出国したプチデモン元州首相は21日、5月12日の州議会選に出馬し州首相を目指す方針を明らかにした。州首相に就任すれば帰国する意思も示した。スペインメディアなどが伝えた。

 プチデモン氏が選挙に勝利しスペインに帰国することになれば、独立運動が再び活性化する可能性もある。スペイン下院は今月14日、プチデモン氏らカタルーニャ独立活動家らの恩赦を認める法案を賛成多数で可決。早ければ5月下旬にも成立するとみられている。

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