芝居と音楽で観客魅了 桑名・津田学園吹奏楽部が演奏会 三重

【OB・OGと一緒に演奏する部員たち=桑名市大山田の光精工コミュニティプラザで】

 【桑名】津田学園吹奏楽部の第18回定期演奏会がこのほど三重県桑名市大山田の光精工コミュニティプラザであり、音楽劇による魅せるステージと迫力のある演奏で、100人を超える観客を魅了した。

 同部は、同市野田の津田学園中学・高校(6年制)と津田学園高校(3年制)で学ぶ生徒で構成する。

 演奏会は2部制で、第1部はディズニー映画「塔の上のラプンツェル」をもとにした音楽劇。中学2年―高校2年の部員20人が出演し、芝居と音楽で観客の心を引きつけた。

 第2部では、OB・OG7人も加わった。次年度の県吹奏楽コンクールで演奏する予定の曲や歌謡曲、アニメ映画の曲などを披露。フィンガー5の「学園天国」やゴダイゴが歌う「銀河鉄道999」は、観客から手拍子が起こり、会場と一体となっていた。

 部長の塩川叶望(のぞみ)さん(津田学園高校2年)は「今まで以上に練習時間を増やし、みんなで頑張ってきた。演奏会が終わった後、たくさんの人から声をかけられ、達成感があった。ますます吹奏楽が好きになった」と充実した表情を見せた。

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