頭部から血、鹿児島県職員の57歳男性が死亡 未明、ひき逃げか 現場に複数の車両破片 鹿屋市

ひき逃げ事件の疑いで現場を調べる捜査員ら=22日午前6時すぎ、鹿屋市寿5丁目(画像は一部加工してあります)

 22日午前2時35分ごろ、鹿児島県鹿屋市寿5丁目の市道で「道路に人が倒れている」と、付近住民から110番があった。同市札元1丁目、鹿児島県職員の男性(57)が道路上で頭から血を流して倒れており、意識不明の重体で病院に搬送されたが、約4時間後に死亡した。鹿屋署はひき逃げの疑いで捜査している。

 同署によると、現場付近に車両の破片が複数落ちていたことからひき逃げ事件の疑いがあると判断し、関連を調べている。付近住民は「外から物音がして、外に出ると人が倒れていた」と話しているという。

 現場は市街地に近い片側1車線の直線道路。

〈別カット〉ひき逃げ事件の疑いで現場を調べる捜査員ら=22日午前6時5分ごろ、鹿屋市寿5丁目

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