今季の最強打線トップ10 大谷翔平が加入したドジャースが1位に

日本時間3月22日、MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は今季の最強打線トップ10を選出する特集記事を公開した。昨季はブレーブス打線が歴代最多タイの307本塁打を記録するなど猛威を振るったが、カストロビンス記者は今季の最強打線にブレーブスではなくドジャースを選出。その理由として「もともと強力だった打線に、J・D・マルティネスの後釜として大谷翔平、デービッド・ペラルタの後釜としてテオスカー・ヘルナンデスが加わり、攻撃力がアップした」ことを挙げている。ブレーブスはドジャースに次ぐ2位となった。

ドジャースとブレーブス、どちらの打線がより強力かについては意見が分かれるところだろう。ブレーブスは昨季チーム全体の長打率がメジャー史上初めて5割を突破し、MVPを受賞したロナルド・アクーニャJr.や二冠王のマット・オルソン、40本塁打のマーセル・オズナ、37本塁打のオースティン・ライリー、33本塁打のオジー・オルビーズなど、昨季の主力メンバーがほとんどそのまま残っている。エディ・ロサリオに代わる正左翼手としてマリナーズから獲得したジャレッド・ケルニックの活躍次第では、昨季以上の攻撃力を発揮する可能性すら秘めているのだ。

しかし、ドジャースも906得点、249本塁打、出塁率.340、長打率.455とかなり強力な打線を持ち、今季はそこに大谷とヘルナンデスが加わった。昨季を全休したギャビン・ラックスが戻ってくることも二遊間の攻撃力アップに寄与するだろう。カストロビンス記者は「ドジャースは昨季より確実に戦力アップしている」と判断した一方、「ブレーブスが昨季と同等の数字を残すのは難しい」と考え、1位ドジャース、2位ブレーブスという順位付けをした。

3位はアストロズ、4位は昨季王者レンジャーズとア・リーグ西地区の強力打線がランクイン。フアン・ソトが加入したヤンキースは5位となった。6位以下はフィリーズ、オリオールズ、レイズ、ツインズ、ダイヤモンドバックスが並び、その他の注目チームとしてはレッズ、カブス、ブルージェイズ、レッドソックス、パドレス、カージナルス、マリナーズ、メッツが挙げられている。

The post 今季の最強打線トップ10 大谷翔平が加入したドジャースが1位に first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.