幻想的な姿ぜひ…日高・聖天院で「夜桜詣」 境内に三春滝桜や角館のシダレザクラも あすからライトアップ

夜桜詣のチラシ

 ライトアップされた夜桜を観賞しながら寺院を参拝できる「夜桜詣(もうで)」が23日から、埼玉県日高市新堀の聖天院で開かれる。

 同寺は奈良時代末(751年)に創建された真言宗智山派の古刹(こさつ)。高麗郡長を務めた高麗王若光の菩提(ぼだい)寺として知られている。

 境内にはソメイヨシノやヤマザクラをはじめ、国の特別記念物の三春滝桜(福島県三春町)や秋田県角館市のシダレザクラが特別に植樹されている。

 夜桜詣では、桜と本堂がライトアップされて夜空に浮かび上がり、昼間とは一味違った幻想的な雰囲気が楽しめる。

 ライトアップは3月が23、24、30、31日、4月は6、7日の計6日間、開催を予定している。ただし桜の開花状況や雨天などで中止となる場合もある。午後6時から同9時まで。拝観料300円。

 問い合わせは、聖天院(電話042.989.3425)へ。詳細は聖天院公式サイト(https://shoudenin.jp/)でも確認できる。

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