西海の里山 菜の花色づく 七釜鍾乳洞周辺で春まつり 24日はイベントも 長崎

七釜鍾乳洞近くの畑で色づき始めた菜の花=西海町

 長崎県西海市西海町の七釜鍾乳洞近くの畑で、菜の花が色づき始めた。一帯では「七ツ釜鍾乳洞と里山の櫻(さくら)と菜の花 春まつり」(市観光協会主催)が開かれており、24日はイベントもある。
 地元まちおこしグループ「西海里山倶楽部」が約5千平方メートルの畑を管理し、秋はコスモスで彩る。菜の花は昨春と比べ開花が遅く、現在五分咲き。周りのサクラ約200本もつぼみがちらほら出てきた状態で、同グループなどによると、見頃はいずれも4月上旬までの見込み。
 春まつりは4月7日まで神秘的な巨石群「化石の森」を特別公開(午前9時~午後5時)。24日は「里山おもてなしステーション」と銘打ち、キッチンカーなどによるマルシェや、丸っこく書いた筆文字の中に笑顔を描く「笑い文字」のワークショップ、ラムネの早飲み大会、伊佐ノ浦公園のキャンプ場コテージ宿泊券などが当たる「150円くじ」がある。
 雨天時は31日に延期予定。24日はイベントの有無にかかわらず、同鍾乳洞など町内観光施設4カ所のうち2カ所を訪れると景品がもらえるスタンプラリーを実施する。
 問い合わせは同協会七ツ釜鍾乳洞事務所(電0959.33.2303)。

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