県教職員の2024年度に向けた人事異動が21日、内示された。異動者は2195人で、全体に占める割合は19.5％。発令は4月1日付。
高校校長は、山形東に渡辺晃県立博物館長、米沢興譲館に吉田直史県教育次長が登用された。4月に開校する中高一貫の致道館（鶴岡市）は、遠田達浩鶴岡南校長が就任する。新庄南は森美千子山形東教頭が新採で務める。
中学校長は、山形一に細谷直樹山形市学校教育課長、新庄に近内孝哉最上教育事務所長が充てられた。高畠には半田俊一長井市豊田小校長、酒田四には赤塚枝美酒田市東部校長が回る。
小学校長は、山形四に樋口潤一山形十校長が起用された。興譲（米沢市）に山口玲子同市教育指導部長、亀ケ崎（酒田市）に佐藤寿尚庄内教育事務所長が就く。舟形は、新庄の和田宏教頭が新採で着任する。
県立山形養護学校長には川田栄治山形大付属特別支援学校長、村山特別支援学校長には矢野裕之鶴岡高等養護学校長が移る。
県教委は異動の方針に女性職員の積極的な登用を掲げた。新採の管理職に占める女性の人数は校長が61人のうち15人、教頭が73人のうち22人。「国民スポーツ大会推進課」は冬季大会の終了により廃止される。
