【彩の国さいたま芸術劇場/埼玉会館】2024年度のラインナップを発表!

リニューアルした「彩の国さいたま芸術劇場」で芸術監督の近藤良平さんがラインナップを発表

今年3月、17月間の改修を終えてリニューアルオープンした「彩の国さいたま芸術劇場」。

新しくなった彩の国さいたま芸術劇場&埼玉会館の運営をする埼玉県芸術文化振興財団の2024年度のラインナップ発表記者会見に行ってきました。

出典:リビング埼玉Web

ラテン系の音楽が流れる中、会見会場にハツラツと登場した、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督の近藤良平さん。

新シアターグループ「カンパニー・グランデ」始動

2024年度のラインナップの中で特に注目なのは、近藤さんが芸術監督就任時から温めてきた新シアターグループ構想「カンパニー・グランデ」の始動。

「年齢、国籍、男女、障害の有無…。バックグラウンドも異なる人が集まって、年間を通じてワークショップを行い、ジャンル・クロスの表現を追求したい」と近藤さん。

「100人程度のグループにしたいと思っていますが、どんな風になるかは未知数。昨年、埼玉回遊を通じて知り合った人達との交流や影絵などのワークショップもいいかも。野球チームになるかもしれません(笑)」

2025年3月には選抜メンバーによる成果発表を予定。4月下旬に公募の概要を発表の予定とか。どんなグループができ、どんな舞台を見せてくれるのか、今から楽しみです。

出典:リビング埼玉Web

"新"シェークスピア・シリーズにも注目を

彩の国さいたま芸術劇場と言えば「シェイクスピア」と言われるほど。25年をかけて全作品を上演しましたが、今年度から「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd(セカンド)」がスタートします。

第1作は、シェイクスピア悲劇の決定版「ハムレット」。5/7(火)~26(日)に大ホールで上演されます。

「シェイクスピアシリーズは劇場のレガシーとして未来へ繋げたいと思います。シェイクスピアの世界にどっぷりと浸かってください」(近藤さん)

「幅広い世代に劇場を楽しんでもらいたいです」

「劇場をより身近に感じていただくために、幅広い世代に向けた作品や企画も行います。絵本を音楽劇として舞台化する『死んだかいぞく』や、2年ぶりとなるオープンシアターなど、子どもから大人まで楽しめる内容です。光の庭などのオープンスペースでのコンサートやイベントも今まで以上に活発にしていきたいですね。シェイクスピアガーデンを眺めながらコーヒーが楽しめるカフェ、子どもたちが自由に遊べる場所も、新しくオープンしています。気軽に、彩の国さいたま芸術劇場に来てください」(近藤さん)

出典:リビング埼玉Web

開館30周年を記念したオリジナルグッズ販売! 第1弾はキーホルダーとコースター

さらに、彩の国さいたま芸術劇場の開館30周年を記念し、劇場にちなんだオリジナルグッズの販売も開始されます。

出典:リビング埼玉Web

第1弾は、大規模改修工事で発生した廃材を活用した、「席番プレートホルダー」(限定350個)と「舞台床材コースター」(限定300個)。

申込期間は、4/1(月)12:00~4/17(水)17:00。彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念特設サイトで。https://www.saf.or.jp/30th/goods/

2024年も彩の国さいたま芸術劇場&埼玉会館にはワクワクがいっぱい。引き続き注目していきたいです。

埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場/埼玉会館)

https://www.saf.or.jp/

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