ネイマール父、ダニ・アウヴェスの保釈金肩代わりを否定…「我々にはもはや関係ない」

昨年1月に性的暴行事件を起こした容疑によって逮捕された元ブラジル代表DFダニ・アウヴェス。

20日に保釈の要請が認められたものの、その条件としてスペインとブラジルのパスポート没収と100万ユーロ(およそ1.6億円)の保釈金支払いが必要となった。

ダニ・アウヴェス自身はすでに銀行口座が凍結されているため、その額を支払うことができない。そのため、おそらくブラジル代表でともに戦った経験を持つネイマールに頼ることになると伝えられていた。

ネイマールの父親は以前ダニ・アウヴェスに15万ユーロ(およそ2400万円)を支援しており、事件の被害者とされる女性への補償を肩代わりしていた。それによってダニ・アウヴェスの求刑は9年から4年半に短縮されている。

そのため今回もネイマールの父親が助けるのではないかと伝えられていたが、SNSでの声明によってそれが否定された。

ネイマールの父親は自身のInstagramに「誰もが知っているように、私は最初訴訟とは関係なくダニ・アウヴェスを助けた。今、スペインの法廷がすでに有罪判決を支持する決定を下しており、状況は異なっている」と説明。

また「この事件と私、そして私の息子であるネイマールの名前を関連付けようとする憶測がされている。しかし我々はもう関係ない。ダニエウが全ての答えを見つけられることを願っている。我々家族にとって、この問題は終わったことだ」とも。

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ダニ・アウヴェスは現在元妻のディノラ・サンタナとの法的紛争も抱えているため、資産の一部を移動することができなくなっている。

それはあらゆる資金を凍結するものではないものの、ダニ・アウヴェス自身が多額の借金を抱えている状況にあり、未払の税金も溜まっているほか、スペインの口座には5万ユーロほどしか残っていないようだ。

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