「楽しくできた」笹生優花が3位発進 西村優菜7位 ルーキー吉田優利は出遅れ

初日「66」の好スタートを切った笹生優花(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇ファーヒルズ朴セリ選手権 初日(21日)◇パロスバーデスGC (カリフォルニア州)◇6447yd(パー71)

9人が出場する日本勢で最上位スタートを切ったのは「66」でプレーした笹生優花。1イーグル5バーディ、1ダブルボギーの内容で5アンダーとし、昨年は予選落ちだった大会を首位に2打差の3位で発進した。

「(スタートが)早かったので風はそんなに吹いてなかったし、難しくもなかった」という午前組で、序盤からチャージをかけた。前半5番までに3バーディを奪うと、2オンに成功した7番(パー5)でピン左2.5mからイーグル奪取。単独首位で迎えた終盤、「17番だけ少しミス」というパー3では1打目を左に曲げてダブルボギーとしたが、「全体的にいいラウンド。楽しくゴルフができたし、いい一日だった」と総括した。

7アンダーの単独首位に「64」でプレーしたモダミー・ルブラン(カナダ)。6アンダーの2位にルーキーのマリア・ナム。笹生と同じ3位に、アリソン・リーとマデレーネ・サーストレム(スウェーデン)が並んだ。

西村優菜は午後組から5バーディ、2ボギーの「68」で回り、日本勢では笹生に次ぐ3アンダー7位でスタート。畑岡奈紗、勝みなみ、西郷真央は「70」で1アンダー28位。渋野日向子と稲見萌寧は「71」でイーブンパー44位。古江彩佳は「74」とし、予選カット圏外の3オーバー103位で終えた。

米ツアールーキーとしての初戦を迎えた吉田優利は3バーディ、9ボギーの「77」と崩れ、7オーバー134位と大きく出遅れた。

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