電話でお金詐欺の被害を防ごうと、県警が金融機関と緊急対策会議を開き、窓口での声がけなどさらなる警戒を呼び掛けました。
県警は21日、県内の金融機関に詐欺の新たな手口を伝え、被害防止に向けて協力を求めました。新規口座の開設やインターネットバンキングの契約をさせて、暗証番号などを聞き出し、現金をだまし取る詐欺が発生しているということです。利用者が手続きをする際に詐欺の可能性がないか、チェックシートを用いて確認するよう呼び掛けました。
■県警生活安全部 上條豊部長「(金融機関は)まさに水際というか最後の砦なんですね、1人でも多くの方々に声をかけてもらいたい」
SNSを利用した投資名目の詐欺が増加傾向にあり、主にインターネットバンキングで送金するよう指示されるといいます。今年の被害額は先月末時点でおよそ1億6000万円となっています。