【インタビュー 第二弾】SiMのSHOW-HATEが語る、ギタースタイル変遷「テクニックもいいけど、グルーヴを突き詰めたほうがおもしろい」

SiMが最新アルバム『PLAYDEAD』(2023年9月発表)を携えて、全国36ヵ所をまわる対バンツアー<“PLAYDEAD” WORLD TOUR SEASON 1>を開催中だ。あいだにヨーロッパツアーを挟みつつ、国内ツアー“SEASON 1”終了直後にはUSツアーも予定されているなど、国内外問わない精力的な活動スタンスは、アニメ『進撃の巨人 The Final Season Part 2』オープニングテーマ「The Rumbling」の世界的ヒット(米国ビルボード・ホットハードロックソングチャート1位 / 2022.1.29付)という快挙も記憶に新しいところ。しかしそれ以前に、サウンド、アレンジ、アイデアなど新境地だらけの楽曲ポテンシャルの高さにこそ、彼らの快進撃の理由があることは疑いようのない事実だ。その中にあって、SHOW-HATEが持つ変幻自在でオリジナリティの高いギタースタイルは、ヘヴィでラウドという一点だけで語り尽くすことなど出来ない。

SHOW-HATEのギタースタイルをひとつの側面でことは難しい。ヘヴィでメロディアス、ラウドでセンシティヴ、哀愁と昂揚感に満ちた多重サウンドに多くのストーリーを感じさせつつ、キーボードまでこなすスタンスに謎がますます深まるばかり。1曲のなかに目くるめく曲展開を円滑に成立させる手腕は、ギタリストという枠を越えて、表現者と形容するにふさわしい。そのサウンド&プレイを創出するパートナーが10年以上愛用するSCHECTER製オリジナルギターだ。

SCHECTER製SiM SHOW-HATEシグネチャーモデルにが新たに加わり、2024年春にリリースされる。SHOW-HATE本人のサウンド的こだわりがそこかしこに反映されたシグネチャーモデルは、ギタリストとしての指向性をうかがい知ることのできる仕上がりだ。BARKSでは、ギターへの目覚めまで遡っての“ギタリスト履歴”、SiMギタリストとしての“スタイル変遷”、愛器“SCHECTER製オリジナルモデル”といった3つのテーマからSHOW-HATEの全貌を解き明かすべく、3回連続インタビュー企画を実施した。に続く第二弾はギタースタイル変遷。「他のバンドとSiMが違うところは、グルーヴがすごくウネっていること」と語ったSHOW-HATEの言葉にSiMのバンドサウンドが浮かび上がる。

◆ ◆ ◆

■一度心が折れそうになりましたよ■あまりにもレゲエができなくて

──SHOW-HATEさんは2006年にSiMに加入します。当時のSiMは、今とは異なるサウンドでしたよね?

SHOW-HATE:SiMはMAHが高校のときからやっていたバンドなんですけど、俺が加入したときは、今と全然違いましたね。もっとレゲエが濃く強い感じで、曲調もいろいろでした。簡単に言えば、レゲエ色の強いロックって感じですかね。精神性とかはパンクを通っているから、パンクな曲もありましたけど。

──SiMの地元・湘南の流行りみたいなのも多少は影響があったんですか?

SHOW-HATE:レゲエとかに触れたのは、たぶん湘南に住んでいるというのも大きかったと思います。ハードコアやメタルバンドをやっていた地元の先輩たちが、年齢を重ねるにつれてレゲエも好きになって、みたいな流れもあったから。で、今度はレゲエバンドを始めたりとか。

──飲食店やっている先輩たちが、そのお店で流す音楽がもっぱらレゲエだったり? 夏の湘南に似合いそうですよね。

SHOW-HATE:そんな感じです。湘南に住んでいたから、レゲエに触れる機会も多かったんじゃないかな。MAHと元々のオリジナルメンバーで、SiMではそういう音楽もやっていこうっていう流れだったと思うんです。加入する前にSiMのライブを観たときに、“なんだこのレゲエで、暗くて、取っつきづらい音楽の感じは?”って(笑)。最初はそう思ったけど、よく観たら超カッケー!みたいな感じだったんで。だから「SiMで一緒にやろう」ってMAHから誘われたとき、めっちゃ嬉しかった。

──それをギターで弾くとなると、最初のうちは大変なこともありました?

SHOW-HATE:最初はレゲエが全くできなくて。聴いていただけだったから、ギターを弾くってことではレゲエを通ってきてなかったんですよ。レゲエのグルーヴを教わったのはSiMに入ってからで。今もまだまだですけど、レゲエのグルーヴの深さとか、会得するまで本当に何年も掛かりましたもん。

──その壁はどう乗り越えたんですか?

SHOW-HATE:メンバーに、普段聴いているバンドとかアルバムを教わったり、聴かせてもらったりするところからレゲエをスタートしたので、徐々にですね。一度心が折れそうになりましたよ、あまりにもレゲエができなくて。あの気持ち良さがちょっと分からなくて。

──レゲエは決して辛さをもたらす音楽ではないはずなのに(笑)。

SHOW-HATE:そう、でも“全然できねー”って(笑)。

──弾こうとしたら、確かに難しいですよね。酒に酔ってるときとか、いい感じに自分もグルーヴしてこそ、ようやくレゲエの入口に手を掛けられるような。

SHOW-HATE:本当にそうですね。音楽的な言い方をすると、レゲエはシンプルだからこそ、一個一個の音の大事さがある。心地よくグルーヴさせるために、音をどのタイミングで着地させるか、みたいな。レゲエの特徴のひとつである裏打ちだけでも、めっちゃ奥が深いんで。

──いわゆるテクニックを追い求めて身に付けた技術とは違うものが?

SHOW-HATE:そうなんですよ。もちろん左手やピッキングのニュアンスも大切にはなるけど、本当に大切なのはグルーヴなんです。テクニックよりも、誰が聴いても乗れる、みたいな演奏をしたいんですよね。もちろんテクニックで魅了するというのもカッコいいけど、俺はそっちよりも、まずグルーヴを突き詰めたほうがおもしろい。休符とかの解釈もそう。どこまで音を伸ばして、どこで止めるかだけで、印象はだいぶ変わるし。最近の激しい音楽は、バチバチッというか、小節の頭とケツで音をカッチリ決めて、みたいなのが増えていると思うんですよ。俺はそっちとは逆にいきたいなと。たぶん他のバンドとSiMが違うところは、グルーヴがすごくウネっていることで。俺はそこを強味に感じているかな。

──初期SiMでは、9割方、MAHさんが曲のメロディもリフもアレンジも決めていたと思うんですが、バンド内ではどういうやり取りが?

SHOW-HATE:ほぼ原曲を作っていたのはMAHで、スタジオセッションを全員で始めて、その原曲を完成形にするやり方でしたね。2008年に出した1stアルバム『Silence iz Mine』のときは、それがけっこう多かった印象はあるかな。ダブ曲「Set me free」はモロにそうだったし。うちらは当時、パソコンを全然使っていなかったから、スタジオでセッションするしかなかったんです。細かいアレンジはメンバー各々でやって、それをまた次のセッションで合わせてみたり。2009年にSIN(B)とGODRi(Dr)が加入して、今のメンバーになってからは、基本データのやり取りでアレンジを煮詰めることが多くなりましたけど。

──メンバー全員がパソコンを導入して?

SHOW-HATE:そう…あ、いや、「KiLLiNG ME」が入っている『SEEDS OF HOPE』(2011年発表2ndアルバム)を作ったときは、まだパソコンは使ってなかったかな。スタジオでデモを流しながらやっていたから。ボイスメモに録ったフレーズを「これでどう?」とか言って、他のメンバーに聴かせたりしていたし。細かいところは各自でやりつつ、例えば「絶対にこれを入れてほしい」ってフレーズはMAHが考えてきたり。

──ほぼ全部の作曲クレジットがSiM名義なのはそういう理由でしょうか。

SHOW-HATE:そうですね。さっきも言ったように、原曲はほぼMAHが作ってきて全員で形にしていくような感じだから。ただ、俺も曲を作るのは好きなので、「こういうのもあるけど、どう?」ってMAHに聴かせると、「それ、Aメロに入れてみようか」とか「このイントロを使いたいんだけど」っていうのもあったり。

──キャッチボールしながら膨らむ感じなんですか?

SHOW-HATE:でも、ごく最近の曲は、MAHがベーシックを全部作ってきて、それをデータでもらって、アレンジをしたものを送り返して、「いい感じだね」とかのやり取りになりましたね。今、スタジオでセッションしながら作るってことはしてないので、ドラムも“こうしたい”ってリズムパターンとかをパソコンで打ち込んで送ってきて。ベースも自宅で録ったものをデータで送ってきて。音が当たっているとか気になるところがあれば、お互いにやり取りするけど、あんまり最近はキャッチボールしてないですね(笑)。という意味ではスムーズかな。

──ツアーとかでしょっちゅう顔を合わせて、楽屋でもいろんな話もしているだろうから、お互いに考えていることもやりたいことも理解しているって感じでしょう。

SHOW-HATE:そうですね。アレンジに対するNGがなくなっていったのは、たぶん俺らが歌詞を読むようになってからなんですよ。歌詞のイメージと離れるような演奏アレンジがなくなったというか。例えば歌詞の中にメインになる言葉があったら、その言葉からイメージを膨らませつつ…“この役になってみよう”とか“音でどうやって表現できるかな”みたいに。そういうふうにやり始めてからは、イメージと違うってことでアレンジにNGが出ることはなくなりましたね。それでスムーズになったと思う。それに、これだけ長くやっているんで、お互いが考えていることも分かるし。

■『SEEDS OF HOPE』をきっかけに■「みんなで歌詞を共有しようぜ」って

──今のメンバーになって間もない初期は、音楽的なところでバトルになることも?

SHOW-HATE:ありましたね。合宿とかしてみんなで曲を作っていたとき、「これはちょっと違うと思う」ってことも。みんなで曲を作るとなると、それぞれの意見が入っていくわけじゃないですか。MAHの頭の中では、“このメロディが鳴って、こういう曲になるんだ”っていうのが見えていても、俺らはオケでしかイメージを共有してないから、「このアレンジはちょっとパンチがないんじゃね?」とかなってたんですよ。でも、歌が入るといつも大丈夫、“あぁ、なるほどね”って。それも経験で分かったんで、MAHからオケだけの原曲が来ても、歌が入るまでこっちもなんも言わないし、入ったら入ったで、“やっぱカッケー”ってなるから。そこからは、メロディをさらにどう活かすかですよね。やっぱりメロディが一番だから、“そのメロディを活かすためにどんなアレンジをしようかな”ってことを考えますね。

──J-ROCKやJ-POPを聴いてきたバックボーンが、そこで活きる場面もありますか?

SHOW-HATE:そうですね。J-POPを聴いてきたのは、だいぶ大きいです。昭和の曲とかは、歌詞に合わせて細かくアレンジしている曲も多いから、そういうところに影響を受けていて。J-POPを通ってきて良かったなと思いますね。俺はメロディがしっかりしているとき、装飾的なものはめちゃくちゃシンプルにしてるんですよ。シンプルとは言っても、“このコードを足したら雰囲気が変わる”とかってことが重要で、コード感がちょっと鳴ってるぐらいでいいんだけど。アレンジするときは、アンサンブルを大事にしたいんです。ここは誰が目立っていて、どれを聴かせるのか。

──メンバーで歌詞を共有しながらアレンジするようになったのは、作品で言うと?

SHOW-HATE:2ndアルバムの『SEEDS OF HOPE』からですね。そのときは、すげー揉めたというか、SiMがバッチバチの時期だったんですよ。当時俺は「バンドをやめる」とまで言ったり。一人でやっていこうと思って、自分で曲を作って歌詞を書いたりしてて。

──そこまで腹をくくっていたと。

SHOW-HATE:だけど、自分で曲の全部を作るなかで思ったのが、“ボーカリストって歌詞を書くときに、こんなに鮮明なイメージをもって、それを言葉にしていくのか”と。バッチバチだったからイヤだったけど、MAHに「ちょっと歌詞を見せてくれない?」と言ったんです。英詞と和訳をもらって読んでみたら、俺と考えていることに近しいものがあって、“こんなことを考えていたのか”と。“イヤだと思っていたけど、一緒にやっていくことに意味もあるのかな”って。“もうちょっとSiMをやりたい”って考えもちょっと変わりましたね。それで、歌詞を読むことの意味をSINにもGODRiにも話して、「みんなで歌詞を共有しようぜ」って。「そうしたらたぶん、アレンジもやりやすくなるから」って。『SEEDS OF HOPE』のアレンジをきっかけに、みんなで歌詞を読むようになりましたね。

──実際に歌詞を共有したことで、ビフォーとアフターでは相当な革命が?

SHOW-HATE:だいぶアンサンブルが固まったんじゃないですか。やっぱり、初期の頃のような青臭さとか衝動って、バンドを続けていけばどうしても出なくなるもので。成長していくにつれて、人間って初期の気持ちには戻れないものだし、戻ろうとも思わないじゃないですか。今できることをもっとブラッシュアップするにはどうしたらいいかって考えないと、進化できないと思うんで。昔の良さも分かるけど、俺は今のほうがアーティストとして好きな作り方ですね。

──初期は、楽器陣全員の音数がとにかく多かったですよね。

SHOW-HATE:めちゃくちゃ多かったですよ。昔は自分の好きなフレーズを入れることしか考えてなかったから。それもおもしろかったんですけどね。今、聴き返しても、“めちゃくちゃやってるじゃん!”というおもしろさがある(笑)。SINとも「このフレーズをここに入れたいんだけど」とか「ここは音が当たっているから半音下げてくれない?」とか、音の響きとかも含めてめちゃくちゃ話し合っていたんで。お互いに動くフレーズばかりだから(笑)。すげー大変な作業だった…懐かしいな。

──『SEEDS OF HOPE』はSiMサウンドのターニングポイントですね。では、これまで作ってきた楽曲で、ギタリスト目線で印象深いものは?

SHOW-HATE:『SEEDS OF HOPE』に入っている「Faster Than The Clock」。イントロからサビとか、タイトル通りのギターフレーズを入れることができたなと。サビ途中のミュートフレーズは、時計の秒針をイメージしたフレージングだったり。イントロの印象も残るし、歌詞に沿ってアレンジできたなって思います。ギターを弾いててもおもしろいし、今、聴いてもカッコいいなと思える。

──シーケンスフレーズ的なギターアプローチは、SHOW-HATEさんが得意とするところですよね。

SHOW-HATE:わりとそうですね。でも、このテンポのタッピングはムズいんですよ。速くも遅くもない中途半端なテンポ感なので、しっかり弾かないと、このフレーズのニュアンスが出ない。練習にもなるし、ギターを弾く人は挑戦してみるのもいいんじゃないかな。あと『EViLS』(2013年発表メジャーデビューシングル)に入っている「Same Sky」も印象深いです。

──レゲエアレンジの入ったミドルチューンですね。

SHOW-HATE:歌詞に日本語も入っているから、アレンジも自分の中ですごくやりやすくて。“月灯り”という言葉が出てくるんですけど、暗いところに木々があって、ときどき月の灯りが入ってきて、みたいなイメージが広がったんです。グラデーション調にギターを響かせていくことでそのニュアンスを表現したり。“命の音までも聞こえる程に”って歌詞の部分では、心臓の鼓動っぽいハーモニクスを入れたりとか。歌詞の言葉やストーリーとギターを分かりやすく連携させて作ることができた。サントラっぽくアレンジできたと思います。

──歌詞を共有したことで起こった革命のひとつですか?

SHOW-HATE:日本語詞とアレンジの連携が、曲を聴く人に一番分かりやすいと思います。

■今、全員が海外ツアーに行きたい■ってモードになっていて(笑)

──SHOW-HATEさんは「GUNSHOTS」や「SAND CASTLE feat.あっこゴリラ」で鍵盤も弾きますけど、これはアレンジ面で4ピースを超えたものを具現化しようってことで始まったんですか?

SHOW-HATE:導入当時は、“キーボードを入れてなにができるか”って実験みたいな感じだったんで。ダブステップが流行ったとき、KORGのマイクロコルグでやっている人の動画を見て、“買っておけば間違いないか”って。

──鍵盤はそれ以前から?

SHOW-HATE:ピアノはやっていたけど、単音でしか弾けない人間だったから、弾けるとは言えないんですよ。ギターだったら染み付いたグルーヴで弾けるけど、鍵盤のときは頑張って弾かないと、リズムが前にいってしまう。恥ずかしながら、気持ちもモードもパツンと切り替えて、鍵盤に向かうんです。鍵盤のときは無心です(笑)。そうしないと鍵盤フレーズは荒れちゃうので、グルーヴを崩さないようにやってる感じ。鍵盤で曲を作るのもおもしろいんですよね、ギターとは違う発想で作れるから。今後、作ってみます。それをSiMでやるかは分からないですけどね(笑)。

──バンドとしては、今のメンバーになって10年と少し。作品や時期ごとに変化も起こっていますが、ワールドツアーなど新たな経験によって、さらなる刺激も受けていますか?

SHOW-HATE:アニメ『進撃の巨人』のテーマソング「The Rumbling」を作る前は、実は海外に行くってビジョンは、SiMにはあまりなかったんですよ。でも、そのタイアップによって海外の人に聴いてもらえる機会が増えて。

──『進撃の巨人』オープニングテーマ「The Rumbling」が米国ビルボード・ホットハードロックソングチャートで1位を獲得してますし。

SHOW-HATE:この前もアメリカツアーをしてきましたけど、かませばかますほどレスポンスが返ってきたんですよ。会場にはSiMのライブ初見の人が多いから、初期衝動というか初心にかえれたところもあって。それがバンドにもすごくいい効果をもたらして、クルー全体もいいムードのままアメリカを廻れたんです。で、今、海外ツアーに行きたいってモードに全員がなっていて(笑)。『進撃の巨人』に曲を使ってもらったのは、うちらにとってチートみたいなもんだったじゃないですか。それがきっかけで海外で知ってもらえたんで、今はそうじゃない曲でどれだけ盛り上げられるか。アメリカのセットリストは、「KiLLiNG ME」とか「Blah Blah Blah」は実はあまりウケないんです。

──日本ではライブのキラーチューンなのに?

SHOW-HATE:まぁウケなくもないけど、「Blah Blah Blah」は全然で。もっとリズムの大きい曲とか、いきなりレゲエにガラッと変わる曲展開とかにすごくワーッとなるんですよ。日本のように分かりやすく暴れてくれるお客さんも好きだけど、海外はそういうことでもなくて。まだ作っていないから、今後曲がどうなっていくか分からないけど、海外だとこういうのが好きだろうなとか、たぶんいろいろ考えながら作ることになるんだろうな。もちろん自分たちのやりたいことをやるって感じですけどね。その中でも大きく変わってくるのかも。

──レゲエのアプローチを取り入れることは、日本では異質に捉えられた時期もありましたけど、向こうではそこが優れた個性として受け入れられるんですね。

SHOW-HATE:そうですね。初期の頃の楽曲「TxHxC」も海外でやったけど、“本当にこういう曲も好きなんだな”って盛り上がりで。そういうレゲエ色の強い曲も、海外では意外に反応が良かったりするんです。昔は日本でも、初めて観る人にとっては“なにこれ? よく分かんない”って反応だったんですけどね。

──「TxHxC」って曲名がヤバいですけど、海外の人は好きそうで(笑)。

SHOW-HATE:実際、こういう曲のとき、野外ライブではそういう匂いがプンプンしてくるんですよ(笑)。俺らの音楽で楽しんでくれてる!って、逆にテンションが上がりますけどね。

──これからヨーロッパツアーもUSツアーもありますし、2024年の展開が自分たち自身で楽しみですか?

SHOW-HATE:マジですごく楽しみです。やっぱり初めてライブを観てくれる人、SiMを知らない人にどうやってみせることができるか、それもすごく楽しいんですよ。

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎野村雄治

【SCHECTER AC-SM-SH-7/SIG】

▲SCHECTER製AC-SM-SH-7/SIG
【SPECIFICATIONS】
BODY : Light Ash
NECK : Maple 3P / 14° (Neck Head Angle) / Super Adjust System
FINGER BOARD : Ebony / Top Position Inlays (Acrylic RED), Side Position Inlays (Luminous)
FRETS : 24F(Jescar Fret Wire)
SCALE : 26 1/2"
JOINT : Ultra Access 4-Bolt
PICKUPS : Seymour Duncan SH-5-7 / Seymour Duncan SH-4-7
BRIDGE : HIPSHOT .175 7st
CONTROL : 2Volume / 1Toggle Switch
COLOR : Black In Blood (Sand Blast Finish)
TUNING:G/D/G/C/F/A/D
STRINGS:.012/.016/.026/.036/.046/.064/.080
PRICE : 968,000yen (in TAX) / 880,000yen (without TAX)
Notes : with Semi-Hard Case
※SHOW-HATE本人サイン入り認定証付
※完全受注生産
※2023年12月22日金曜より受注スタート

【SCHECTER PA-SM-SH-7】

▲SCHECTER製PA-SM-SH-7
【SPECIFICATIONS】
BODY : Ash
NECK : Maple 3P / 14° (Neck Head Angle) / Super Adjust System
FINGER BOARD : Ebony / Top Position Inlays (Acrylic RED), Side Position Inlays (Luminous)
FRETS : 24F
SCALE : 26 1/2"
JOINT : Ultra Access 4-Bolt
PICKUPS : Seymour Duncan SH-5-7 / Seymour Duncan SH-4-7
BRIDGE:Gotoh 510FX-7
CONTROL : 2Volume / 1Toggle Switch
COLOR : Black In Blood (Burner Blast Finish)
TUNING:B/E/A/D/G/B/E
STRINGS:.010/.013/.017/.026/.036/.046/.056
PRICE : 275,000yen (in TAX) / 250,000yen (without TAX)

■ツアー<“PLAYDEAD” WORLD TOUR SEASON 1>

※終了した公演は割愛
3月23日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside
w/ THE ORAL CIGARETTES
3月27日(水) 東京・Zepp DiverCity Tokyo
w/ ハルカミライ
▼振替公演
6月17日(月) 大分 DRUM Be-0
w/ 10-FEET
6月19日(水) 高知 CARAVAN SARY
w/ 10-FEET
【チケット】
4,900円(税込)
※電子チケット / 紙チケット 併用
※入場時、要別途DRINK代
※6歳以上有料(保護者1名につき6歳未満のお子様1名同伴可)

■SiM主催フェス<DEAD POP FESTiVAL 2024>

6月29日(土) 神奈川県川崎市 東扇島東公園特設会場
6月30日(日) 神奈川県川崎市 東扇島東公園特設会場
open9:00 / start11:30
▼出演者
SiM、coldrain、HEY-SMITH、HYDE、LiSA、THE ORAL CIGARETTES、ROTTENGRAFFTY、Saucy Dog ...and more
▼チケット
・1日券 前売 9,800円(税込)
・2日通し券 前売 19,000円(税込)
・2日通し券セーフティーゾーン 前売 20,500円(税込)
【オフィシャル1次先行予約受付(全券種)】
受付期間:3/14(木)17:00~3/24(日)23:59
※電子チケットのみ
※小学生以上有料、未就学児は保護者同伴の場合無料
※枚数制限:お一人様4枚まで
※購入時に購入者様の個人情報の入力が必要です
(問)https://deadpopfest.com

■SiMのSHOW-HATE 直筆サイン入りチェキ プレゼントキャンペーン概要

【応募資格】
・日本国内にお住まいの方
・X (Twitter)アカウントをお持ちの方
・BARKS編集部 X (Twitter)アカウントから投稿される応募用のポストをキャンペーン期間内にリポストした方
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でご参加ください。アカウントが非公開の場合は参加とみなされません。
※ダイレクトメッセージを受信拒否設定している場合、参加とみなされません。
【賞品名・当選人数】
・SiMのSHOW-HATE 直筆サイン入りチェキ
・1名様
【応募方法】
1. BARKS編集部 X (Twitter)アカウント「@barks_news」をフォローしてください。
2. BARKS編集部 X (Twitter)アカウントから下記キャンペーン期間中に投稿されるキャンペーン応募用の投稿をリポストしてください。
3. 上記で応募は完了となります。
※フォローを外すと応募権利がなくなりますのでご注意下さい。
【応募期間】
2024年3月22日(金)~2024年4月22日(月)23:59まで
※上記期間内にされたリポストが応募対象です。
【当選発表】
・X (Twitter) DMにて当選のご連絡と専用フォームのURLをお送り致します。
・専用フォームで必要事項を入力ください。
【賞品発送】
・配送は国内のみ、賞品は2024年5月中旬に発送予定です。
※やむを得ない事情により賞品の発送が若干遅れる場合がありますので予めご了承ください。
※ 以下のような場合には、ご当選の権利を無効とさせていただきます。
1. ご住所入力の不備により、賞品がお届けできない場合。
2. ご不在などにより、運送会社での保有期間を超えて賞品をお届けできなかった場合。
【ご注意事項】
・転売 (不特定多数への転売、オークションなどを含む)目的でのご応募は、ご遠慮願います。
【個人情報取扱い】
・お客様からいただいた個人情報は、賞品の発送及び、サービスの開発や、個人を特定しない統計資料、当該プレゼント/モニタにおける商品の発送、及びそれにまつわるサポートのために利用いたします。上記以外の目的で個人情報を利用する場合は、予めその目的を明示し、お客様の同意を頂いた場合のみ、個人情報を利用いたします。
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