火山灰約4億トン、30cm以上…浅間山の広域避難計画 県内の4市町村で17万5000人避難が必要

提供:長野県 

浅間山の大規模噴火に備え、広域の避難計画がまとまりました。長野県内では4つの市と町で17万5000人の避難が必要としています。

避難計画は、長野・群馬両県などで作る火山防災協議会が、3月21日、群馬県で会合を開きまとめました。

計画は、噴火の状況ごとに避難者数などを示しています。

避難者は長野・群馬両県で最大約19万人。

県内では佐久市、小諸市、軽井沢町、御代田町で約17万5000人と想定しました。

「火山灰」については、総噴出量が約4億トン。30センチ以上積もるケースも見込まれ、雨で重くなると建物倒壊の恐れもあるとしています。

今後は、計画をもとに、具体的な避難先や経路などを検討します。

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