「技術と感性の光る作品の魅力を体感して」 沖展、ANAアリーナ浦添で開幕 3月23日から 作品解説会など関連催事も実施

沖展開幕に向けて作品の展示作業が進む会場=21日午後、浦添市・ANAアリーナ浦添(喜屋武綾菜撮影)

[沖展2024 75th OKITEN EXHIBITION]

 県内最大の総合美術・工芸公募展「第75回沖展」(主催・沖縄タイムス社)が23日(土)、浦添市のANAアリーナ浦添で開幕する。コロナ禍による中断後は3年連続の本展開催で、今年も作品解説会やワークショップなどの関連催事も実施する。

 21日は漆芸や書芸などの会員らが作品の展示作業に取り組んだ。漆芸部門会員の前田國男さん(80)は「今回は例年以上にレベルの高い作品がそろった。技術と感性の光る作品の魅力を体感してほしい」と話した。

 会期は4月7日(日)まで。浦添市、浦添市教育委員会が協力、オリオンビール、e-no、沖縄食糧、かりゆし、光文堂コミュニケーションズが協賛。来場者の投票で決める「沖展みんなの1点賞」には日本トランスオーシャン航空が企画協力する。問い合わせは沖展事務局、電話080(6494)8374。(学芸部・知念豊)

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