「6日間走」青森・弘前市で5月国内初開催 24時間走などと併催

 NPO法人スポーツエイド・ジャパン(本部・埼玉県)は5月20~26日に青森県の弘前市運動公園で、1人の走者が6日間走り続けて走行距離を競う「6日間走」を開催する。同法人によると国内初。

 6日間走は休憩や睡眠を取るのは自由。期間が長いため休憩所が必要になる。同法人は県武道館の合宿所を使用できるなど、環境に恵まれているため弘前開催を決めた。コースは陸上競技場トラックと外周を合わせた1周1.25キロを周回する。

 21日、市役所を訪れ桜田宏市長に大会開催を報告した舘山誠代表理事(弘前市出身)は「弘前のコースは高低差がほとんどなく、きれいに整備されているなど環境が整っている。にぎやかな大会にしたい」と語った。

 昨年に続き「24時間走」「48時間走」「100キロウルトラマラソン」も行う。100キロマラソンは日本陸上競技連盟の公認。4種目とも参加資格は20歳以上の男女。4月22日まで申し込みを受け付けている。

 問い合わせは同NPO(電話049-294-5603)へ。

 開催要項はhttps://sportsaid-japan.org/NEW/guide/24hirosaki-site.pdf

 また同NPOは来年以降も大会を同市で主催し、2026年の24時間走を「アジア・オセアニア選手権」として開くよう関係団体と交渉を進めている。

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