作新学院、20年ぶり初戦敗退 センバツ、神村学園(鹿児島)に3-6

初戦敗退を喫し、肩を落としてベンチへ引き揚げる作新ナイン=22日午前11時40分、甲子園球場

 第96回選抜高校野球大会第5日は22日、甲子園球場で1回戦が行われ、作新学院(2年連続12度目)は鹿児島の神村学園(9年ぶり6度目)に3-6で競り負けた。作新学院の初戦敗退は2004年の第76回大会以来20年ぶり。

 作新学院は先発の小川哲平(おがわてっぺい)が制球に苦しみ、二回に2死一、三塁から適時二塁打を打たれ先制点を献上。三回にはソロ本塁打を浴びるなど、五回を終わって0-4とリードを許した。3-4と1点差まで詰め寄った八回には、3番手の斎藤奨真(さいとうしょうま)が2点を失い突き放された。

 打線は六回、無死二、三塁から柳沼翔(やぎぬましょう)の中前適時打と相手の失策で2点を返して反撃開始。七回は無死一、三塁から広田瑠稀哉(ひろたるきや)の適時内野安打で1点を返したが、そこまでだった。

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