「24時間テレビ びわ湖プロジェクト2024」開催!清掃活動や環境問題の講義・ワークショップを実施 / Screens

読売テレビ24時間テレビチャリティー事務局は、3月10日(日)、環境保護活動支援の一環として、琵琶湖を清掃する活動「びわ湖プロジェクト 2024」を実施。コロナ禍での休止もあり、開催は5年ぶりとなる。

今回の清掃活動は、廃棄物を出さないことを目標とした「ゼロ・ウェイスト」をテーマに、その理念の浸透と、ごみを拾わなくてもよい社会実現のための活動として実施。 活動は、「NPO 法人国際ボランティア学生協会 IVUSA」と合同で行われ、253人のボランティアの協力のもと、滋賀県大津市堅田と守山市の琵琶湖大橋近辺を中心に7つのルートに分かれて清掃し、可燃・不燃合わせて50袋(45L)のごみを集めたという。

参加者からは「思っている以上にゴミがたくさんありました」「ゴミ拾いにはしんどいイメージがあったけど、楽しくゴミが集められました」「今後はゴミを出来るだけ出さないようにしたり、分別したりと、気をつけていきたいです」などの感想。 なお今回の清掃には、協賛パートナーとともに環境に優しい素材で作られたゴミの回収袋や昼食用のエコ容器などが用意された。

その後、「SDGs 探求イベント」と題した屋内活動が、「道の駅 びわ湖大橋米プラザ(大津市)」で行われた。まず滋賀県立琵琶湖博物館の中井克樹・特別研究員による「びわ湖の環境問題のいま:みんなでできることは」と題した講義で、参加者は、ゴミ問題や外来生物問題など、琵琶湖が抱えている環境問題について学び、ゼロ・ウェイストの大切さを再認識。

そして、従来の役目を終えたモノに新たな価値を与える取り組み“アップサイクル”を学ぶ体験型イベント「フリップで何つくる?」も実施され、今回は番組で使用されたフリップ(出演者が説明時に使う手持ちボードなど)を用いたフォトフレームを作り、装飾には琵琶湖清掃時に拾ったプラスチックゴミが使用された。 読売テレビでは、これからも環境保護活動を支援していく方針。

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