多くの炊飯器についている機能である、保温。
水分の蒸発や細菌の繁殖をおさえるなど、炊いたご飯のおいしさをキープするために備えられた機能です。
ですが、ご飯を炊いた時、どのくらい保温をしても大丈夫なのか、気になった経験はありませんか。
炊飯器の保温時間について
そんな疑問に応えてくれているのが、炊飯器や電気ケトルなどで知られる電気製品メーカー、タイガー魔法瓶株式会社(以下、タイガー)です。
タイガーのウェブサイトによると、一般的な炊飯器でご飯のおいしさをキープできる保温時間は5~6時間程度なのだとか。
それ以降だと、水分が抜けたり、色や食感が悪くなったりするそうです。
保温したまま炊きたての美味しさをキープできるのは、一般的な炊飯器で5~6時間ほどといわれています。それ以降はどうしてもごはんの水分が抜けて味が落ちたり、食感が悪くなったりしてしまいます。色も、炊きたてと比べると黄色味を帯びてしまい、見た目的にも美味しさが減ってしまいます。
5~6時間というのは、あくまで一般的な話。炊飯器によって推奨されている保温時間が異なるため、取扱説明書などで確認してください。
また、長時間保温をし続けたご飯は、固くなったり嫌な臭いを発したりするといいます。
変色や腐敗を起こさないためにも、メーカーが推奨する時間を超えてご飯を保温しないよう、注意が必要です。
保温の時間内に食べきれない場合は、冷凍保存をするのも手。炊飯器の保温機能を適切に利用し、ご飯をおいしく食べましょう!
[文・構成/grape編集部]
出典
タイガー魔法瓶株式会社