小倉・旦過市場火災で在宅起訴 火元の経営者、業務上失火の罪

 北九州市小倉北区の旦過市場一帯で2022年8月に起きた大規模火災で、福岡地検小倉支部は22日、業務上失火の罪で、火元となった居酒屋の経営者だった女性(63)を在宅起訴した。

 起訴状によると、22年8月10日午後8時25分ごろ、店内で、使用済みの食用油を処理するため、フライパンに凝固剤を入れて加熱したままその場を離れ、同40分ごろ発火させ、隣接する建物計28棟に燃え移らせたとしている。

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