香川県の人事異動 過去10年では3番目に小さい規模 マラソン大会の準備など「にぎわいづくり」に向けた人員配置も

香川県が4月1日付の人事異動を発表しました。

香川県の4月1日付の人事異動は1579人が対象で、過去10年では3番目に小さい規模です。小規模となった理由について県は「職員の定年が61歳に引き上げられたことで2023年度は定年退職者がいなかったこと」などをあげています。

また県は、女性管理職の割合を2026年度までに18%に引き上げたいとしています。

今回の異動で女性管理職は次長級が3人から5人に増えるなど、合わせて46人となり、その割合は17.2%となりました。

一方、池田知事が力を入れている「にぎわいづくり」に向けた人員配置も行います。

県が2026年開催を目指すマラソン大会の準備を進めるための部署を新設するほか、観光振興と航空振興の2つの部門を再編して高松空港の路線拡大や空港機能の強化などを効率的に進めたいとしています。

これにより新しく採用される職員も含め、4月1日時点での香川県の職員数は2884人となる見込みです。

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