在日中国大使館で「国際女性デー」祝う春分の茶会開催

在日中国大使館で「国際女性デー」祝う春分の茶会開催

20日、在日中国大使館の女性外交官らによる中国少数民族衣装ショー。(東京=新華社記者/郭丹)

 【新華社東京3月22日】中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使と丁玥(てい・げつ)夫人は20日、在日中国大使館で「国際女性デーレセプション兼春分の茶会」を開催した。岸田文雄首相の妻・裕子夫人や福島みずほ社民党党首、山東昭子元参議院議長、あべ俊子文部科学副大臣、山口那津男公明党代表の妻・早苗夫人、鳩山由紀夫元首相の妻・幸夫人らをはじめ、日本各界の女性代表や各国の駐日女性使節および大使館の女性外交官ら約400人が出席した。

 呉大使はあいさつで、社会の発展と進歩に対する幅広い女性たちの貢献に心からの敬意を表し、両国の女性が対話と交流を強化し、女性独自の力で中日関係の改善と発展にさらなる貢献をしてほしいと述べた。

在日中国大使館で「国際女性デー」祝う春分の茶会開催

20日、宋代の作法で茶をたてる宋式点茶を披露する茶芸師ら。(東京=新華社記者/郭丹)

 また、20日が中国の二十四節気の一つ「春分」で、活気と希望の意味を持つ日であるため、多くの方々を招いて国際女性デーを共に祝う日に選んだとし、中国と日本の女性が手を携えて前進し、両国の共同発展の推進と中日友好交流の促進にかけがえのない貢献を果たしていくことに期待を示した。

 岸田裕子夫人はあいさつで、女性交流は中日両国間のさまざまな分野における交流の重要な一部だと指摘。日本と中国の女性が相互理解を深め、互いの経験から共通する課題を解決するためのヒントを得ることは、両国のより良い社会の構築や関係強化にもつながると述べた。

在日中国大使館で「国際女性デー」祝う春分の茶会開催

20日、「国際女性デーレセプション兼春分の茶会」であいさつする中国の呉江浩駐日大使。(東京=新華社記者/岳晨星)

 会場では、日本に駐在する中国の女性外交官らによるあでやかな少数民族衣装ショーが人々を驚かせた。その後、美しい古筝の調べが流れる中、華やかな漢服姿の女性たちが宋代の作法で茶をたてる宋式点茶を披露し、中国の点茶と日本の抹茶の起源について解説すると、出席者たちは興味津々で耳を傾けていた。

 イベントホールの4カ所に設けられたお茶の試飲エリアには、中国らしいお茶うけのお菓子も用意され、会場の人々が立ち寄って中国文化を堪能していた。(記者/郭丹、岳晨星)

在日中国大使館で「国際女性デー」祝う春分の茶会開催

20日、「国際女性デーレセプション兼春分の茶会」であいさつする丁玥夫人。(東京=新華社記者/岳晨星)

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20日、イベントであいさつする岸田裕子夫人。(東京=新華社記者/岳晨星)

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20日、会場で記念撮影する人々。(東京=新華社記者/岳晨星)

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20日、来賓にお茶を出す茶芸師ら。(東京=新華社記者/岳晨星)

在日中国大使館で「国際女性デー」祝う春分の茶会開催

20日、宋代の作法で茶をたてる宋式点茶を披露する茶芸師ら。(東京=新華社記者/岳晨星)

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