病と闘う人々の想いを伝える ハービー・山口「病いと生きる。希望と生きる。写真展」

By CAPA編集部

ハービー・山口さんによる「病いと生きる。希望と生きる。写真展 ~まだ見ぬ答えを、生み出す未来へ~」が、2024年3月25日より梅田 蔦屋書店で開催されます。

医療が発達した現在でも、有効な治療法や薬が見つかっていない病があります。本展は、医薬や医療の課題に関心を持ってもらうために、日本製薬工業協会が企画。患者や家族、がんサバイバー、支援者、医療関係者など、さまざまな立場で病気と向き合う人々のポートレートを、ハービーさんが撮影しました。

写真とメッセージを通して、望む薬をいつか使える日が来ること、治療法が見つかる日を信じ、希望を失わずに病と闘う人々の想いを伝えます。2023年12月の東京展に続いての開催となります。

会場には、「希望」の花言葉を持つガーベラのステッカーをボードに貼って「HOPE」の文字を完成させる来場者参加型の展示ボードを設置。また、初日にはハービーさんが登壇するオープニング発表会も開催されます。

ハービー・山口「病いと生きる。希望と生きる。写真展 ~まだ見ぬ答えを、生み出す未来へ~」

会期 2024年3月25日 (月) ~31日 (日)
会場 梅田 蔦屋書店 ショールーム
住所 大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ9F
時間 10:30~21:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
主催 日本製薬工業協会
協力 公益社団法人日本臨床腫瘍学会、一般社団法人日本癌学会、一般社団法人日本癌治療学会、一般社団法人CancerX

初日オープニング発表会

日時 2024年3月25日 (月) 11:00~11:30
会場 梅田 蔦屋書店 シェアラウンジ (スカイエリア)
登壇者 ハービー・山口、上野裕明 (製薬協会長) ほか
参加方法 当日10:30からスカイエリア前にて先着20名に参加券を配布

ハービー・山口 (Herbie Yamaguchi)

1950年、東京都出身。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。現地では劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウェーブのムーブメントに遭遇し、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。帰国後も福山雅治、吉川晃司、尾崎豊など多くの国内アーティスト、そして市井の人々にカメラを向け、モノクロームのスナップ・ポートレートというスタイルで作品を残している。幼少年期にカリエスという病気を長く患った経験から写真のテーマを「生きる希望を撮る」と定めている。その優しく清楚な作風を好むファンは多く、幅広い年代層から支持されている。写真のほかエッセイ執筆、ラジオのパーソナリティーなど幅広く活動中。ギタリスト布袋寅泰には歌詞を提供している。個展・著作多数。『CAPA』でフォトエッセイ「You are a peace of art.」を連載中。作家名のハービーは、敬愛するジャズフルート奏者ハービー・マンより。
2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。大阪芸術大学客員教授。
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