世界初『ドラゴンボール』のテーマパーク、サウジアラビアの娯楽都市に建設決定

漫画・アニメ「ドラゴンボール」シリーズの世界初となるテーマパークの建設が、3月22日に発表された。

建設場所は、サウジアラビアの首都・リヤド近郊で開発中の娯楽都市「キディヤ・シティ」。

広さは500,000㎡超。「カメハウス」「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」など、作品を象徴する建物が再現される。

パーク中央の70mの神龍ジェットコースターが設置

「ドラゴンボールテーマパーク」では、5つのライドを含めた合計で30以上のアトラクションがラインナップ。

パーク中央に据えられる全高約70mの「神龍」には、大型ジェットコースターが設置。

TVシリーズ『ドラゴンボール』から『ドラゴンボール超』まで作品内で描かれた世界観を再現。ホテルやレストランなどで1日中ドラゴンボールの世界に浸れるという。

国策でエンタメ産業とスマートシティに力を注ぐサウジアラビア

キディヤ・シティは、石油依存からの脱却を目指すサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、2023年12月に発表した娯楽都市。

サウジアラビアは、近年エンターテインメント分野に国を挙げて投資を行ってきた。投資先はサッカーやゴルフといったスポーツ、アニメ、漫画、ゲームなど多岐にわたる。

同じく、サウジアラビアではスマートシティの計画も推進。

キディヤ・シティ以外にも、スマートシティプロジェクト「NEOM」では「THE LINE」と呼ばれる、全長170km・高さ500mの直線型高層都市の構想が明らかになっている。

キディヤ・シティでは、ドラゴンボールテーマパーク以外にも「ゲーム特区」の設立が2023年12月に発表され、大きな話題となった。

サウジアラビアは、e-Sports世界大会「Gamers8」を開催。こちらの分野でも強い存在感を発揮している。

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