チャオ・リーイン主演「与鳳行」が絶好調、ライバルのヤン・ミー新作にも影響か

チャオ・リーイン(趙麗穎)とケニー・リン(林更新)主演のファンタジー時代劇「与鳳行」の好調な状況が今後の新作ドラマの配信にも影響を与えるのではないかとみられている。

「与鳳行」は18日、騰訊視頻(テンセント)と芒果TV(マンゴーTV)、湖南衛星テレビで配信・放送をスタート。2017年のヒット作「楚喬伝~いばらに咲く花~」のチャオ・リーインとケニー・リンの再共演作としても当初から注目度が高く、同時期に配信を開始したアレン・レン(任嘉倫)主演の「烈焰」、ジュー・ジンイー(鞠婧禕)とリウ・シュエイー(劉学義)主演の「花間令」といった新作を抑え、ドラマの影響力や反響を示す「熱度」ランキングでトップを独走。また湖南衛星テレビでは、ドラマ部門で昨年の最高視聴率を記録したタン・ソンユン(譚松韻)とジン・ボーラン(井柏然)主演の「帰路」の数字を早くも抜き去っている。

人気と話題性を独占している「与鳳行」だが、チャオ・リーインと並んで「85後女優」(85年~89年生まれ)の代表格であるヤン・ミー(楊冪)と、俳優ゴン・ジュン(龔俊)が主演のファンタジー時代劇「狐妖小紅娘:月紅編」が影響を避けるため配信時期を変更するのではないかとの話題が浮上。動画配信サービス・愛奇芸(iQiyi)で4月に配信予定と予想されている同作だが、より効果的な配信時期の選択を迫られる状況になっているという。

チャオ・リーインは22年、ドラマ「輝け!シンフー~幸福到万家~」と「風吹半夏」での演技がアイドル女優からのイメージ転換に成功したと称賛され、昨年はチャン・イーモウ(張芸謀)監督の「第二十条」に出演。今月開催された第17回アジア・フィルム・アワード(AFA)で新世代賞の「ネクストジェネレーションアワード」を獲得した。なお、注目の最新作でピーター・チャン(陳可辛)監督の「醬園弄」にはヤン・ミーと共に出演している。(Mathilda)

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