『LIFE』佐々木蔵之介がナビゲート 幼稚園の先生がキッチンカーで起業!

ほかほかご飯で握る、大きくて丸いおにぎり。作っているのは、キッチンカーで起業した元幼稚園の先生。その美味しさにファンが急増中!おにぎりを通して「食」の大切さを発信する、キッチンカーのママさん店主に密着する。

京都や大阪を中心に出店する「88/O(えいえいおー)」は、体にも環境にも優しい食材にこだわり、ひとつひとつ手で握るおにぎりを販売するキッチンカー。炊きたてのほかほかご飯で丸くて大きなおにぎりを握るのは、昨年11月にキッチンカーをスタートさせた店主の石田瞳さん。その美味しさにファンが急増中だ。

定期的に開催される農家マルシェをはじめ、様々なイベントに出店する「88/O」。減農薬のお米を使い、ゴマやおかか、昆布、湯葉とちりめん、かしわなどの具材も、できる限り手作り。注文を受けてから炊きたてご飯で握るおにぎりはふわふわで、「これまでに食べたおにぎりのなかで一番美味しい」と感激するお客さんもいるほど。さらに、その場で食べてもテイクアウトの場合でも、プラスチックごみを出さないよう、瞳さんがしている工夫とは?

福岡で生まれ育った瞳さんは“食”と“幼児教育”を学べる大学に進学。憧れていた京都の嵐山にある幼稚園に就職します。その後、結婚と出産を経て、昨年11月におにぎりのキッチンカーを立ち上げました。開業以来、多忙な日々を送る瞳さん。息子さんと過ごす時間がなによりの癒しです。ご主人は瞳さんの仕事をサポートしており、育児にも積極的。おにぎりも握る。

おにぎりのキッチンカーから“食”の大切さを発信する瞳さん。フードロスや資源の有効利用にも関心が高く、ある養鶏場の役目を終えた親鳥をなんとか利用できないかと考えていました。身が硬いために食肉としてはあまり流通せず、処分されることもある親鳥ですが、訪ねた養鶏場では平飼いされ、おからなどの安全な食材を餌に飼われていました。そんな鶏は味が濃く、美味しいはず。そこで瞳さんは、親鳥を使い、キッチンカーで一番人気の“かしわ”をさらに美味しくしようと動き出します。どんな“かしわ”メニューが完成するのでしょうか?

◆「LIFE」
2024年3月23日(土) 午前11時00分~午前11時30分
(ナレーション)佐々木蔵之介
※関西エリアで放送
※放送後、TVerとABEMAで見逃し配信あり

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