千葉県船橋市は、４月１日から市職員が身に着ける名札の表記を名字だけに変更します。
４月から使用する名札は、これまでのフルネームから名字のみとする一方で、見やすいように文字のサイズを拡大し、子どもや外国人にもわかりやすいよう名前にふりがなとローマ字を加えました。
名札の表記を基に市職員の個人情報をインターネットで検索し、名前や属性をネット上に公開するといったプライバシーの侵害を防ぎ、市職員が安心して働けるようにするのが目的ということです。
船橋市人事課の担当者
「ＳＮＳやインターネットが普及し、（職員の名札の）フルネーム表記で誹謗中傷や個人情報の検索の懸念があったので今回の見直しにつながった。今回名札表記を見直したが、市職員として責任感持って業務にあたるのは変わらない。引き続き市民に丁寧な対応を心掛けたい」
