ティエラ・ワック（Tierra Whack）のデビュー・アルバム『World Wide Whack』が2024年3月15日にリリースされた。

先行シングル「Shower Song」や「27 Club」を含む全15曲からなるこのデビュー作では、彼女の豊かな想像力から生まれた幾重もの層を成すストーリーが軽妙且つ大胆に表現されている。

アメリカのコンセプチュアル・アーティスト、アレックス・ダ・コルテがコラボレーターとして、アートワークやミュージック・ビデオなどはじめさまざまなビジュアル要素を手掛ける『World Wide Whack』は、人間のもろさや、著名人であること、コミュニティや世代の代弁者であることの葛藤を物語るい作品だ。

ティエラは、何百万人もの人々の前で演じながら、内面的な苦悩と闘う架空の人物に扮し、その魅惑的なストーリーを展開していく。ファンはアルバムを聴きながら、その制作過程を明かす公式ガイドで作品をより掘り下げることができる。

アルバムの発売まで

アルバム『World Wide Whack』への道のりは、ティエラ・ワックと彼女のファンにとってスリリングで変革的なジャーニーだった。

今年2月のパリ・ファッション・ウィークで、ウィロー・スミスと共にオフ-ホワイト（OFF-WHITE）の2024-25秋冬コレクションのファッションショーの最前列を飾り、このアルバム発売に先駆けて、アメリカ最大級のアートフェア、“フリーズ・ロサンゼルス”を筆頭に、全米主要都市で親密なリスニング・イベントが開催された。

ヒップホップ界のニュースターとなった彼女の輝かしいキャリアはニューヨーク・マガジンで特集されるなど、スポットライトはティエラを明るく照らしている。ティエラはアルバム発売日となった3月15日にニューヨークのウェブスター・ホールでソールドアウト公演を行ったほか、今週3月18日にはPaintNite.comのイベントを、3月20日にはゲストにワイルドなヘアスタイル（ウィッグ）での参加を求める“Whack’s Wild Wig Party”を開催する予定だ。

Written By Tim Peacock