千葉大学卒業式 3380人が新たな一歩

千葉大学卒業式 3380人が新たな一歩

 千葉大学の卒業式が3月22日、千葉市内で行われ、約3400人が新たな一歩を踏み出しました。

 千葉大学の卒業式は、千葉ポートアリーナで開かれ、中谷晴昭学長代行から代表者に学位記が授与されました。

 2023年度は、10の学部の卒業生と、修士や博士課程などの修了生、合わせて3380人が新たな門出を迎えました。

 中谷学長代行は告辞で、課題が山積する困難な時代を打開できるのはリーダーの力だとし、「最も優れた解決策を見出す努力を絶えず続けてください。その過程で培われた人間力と経験が真のリーダーに育ててくれる」と訓示し、卒業生にエールを送りました。

 千葉大学によりますと、2023年度の学部の卒業生たちは、コロナ禍に入学し、入学式が行われなかったほか、1年生の時はほとんどの講義がオンラインだったということです。

卒業生は
「コロナで1年生の時はそんなに遊べなかったけれど、4年間いろいろな友達もできてすごく充実した4年間だなと思う」

「楽しい4年間だったけれど、その裏には家族の支えがあったと思うので、きょうは仕事の都合で来られなかったがテレビを通じて感謝を伝えたい、お父さん、お母さん、ありがとう」

「これから初めて社会人になるので緊張の気持ちでいっぱい。友達がいたので無事に卒業を迎えられた」

「思い出が蘇ってきて楽しかったというのと、あっという間だったという気持ちでいっぱい。子どもの気持ちに寄り添える先生になりたいと思って大学院に進んだので、誰もクラスのなかで取り残されないクラスを作れるような先生になれたら」

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