岡山市がバス路線再編へ 「利便増進実施計画」を中国運輸局に提出

岡山市は市内の路線バスについて一部の路線で車両購入費などを市が負担する「公設民営」の導入などを盛り込んだ「利便増進実施計画」を中国運輸局に提出しました。

岡山市が提出した「利便増進実施計画」は、市内の路線バスの再編について運行する全てのバス事業者が合意した計画案です。

計画では利用者数などに応じて運行するエリアや路線を分類しています。このうち利用者が少ない「支線」などについては車両の購入費や運行経費の一部を市が負担する「公設民営」で運行するとしています。

市は早ければ2025年度の後半にも、再編した一部の路線で運行を始める計画です。

市は再編にかかる総事業費を約29億円と見込んでいますが、国に認定されれば全体の4割にあたる約12億円を国が負担することになります。

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