町田啓太が『デューン』の魅力を熱弁! ゆりやんはサンドワームに乗って登場

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現在公開中の映画『デューン 砂の惑星PART2』の世界観に没入できる“デューン体験イベント”が、3月22日(金) に都内で開催。シリーズの大ファンで本作の宣伝アンバサダーを務める俳優の町田啓太と、デューンを体験するゲストとして、映画好きでも知られるお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが登場した。

本作は3月15日(金) から公開となり、日本では前作を122%上回る興行収入2億4919万円のオープニング成績を記録し、現在では3億7千万円を突破。全世界では世界74の国と地域で、3月21日(木) までで5億ドルを記録している。

“砂の惑星”をイメージした砂が敷き詰められた会場に登場した町田は、「うっかり“砂歩き”しかけました。テンション上がりますね!」と、映画の中でティモシー・シャラメ演じる主人公ポールたちが実践している、サンドワームに気づかれないための独特な歩行方法“砂歩き”について笑顔で言及。

続けて本作の感想を聞かれると、「大興奮、最高でしたね。語彙力を失いますよ! 砂の表現が本当に豊かで、砂粒にまでこだわったんじゃないかというぐらい、砂が生きている感じが画面から伝わってきました。砂の惑星のパワーをモロに体験できるというか、そこに降り立ったみたいな感覚。前作からさらにパワーアップしたアクションシーンも見どころだったんじゃないかな」と、興奮気味に語った。

本作で映画宣伝アンバサダーとして起用されたことについては、「本当に好きですしファンですし、素晴らしい映画のことを話したりこうやって魅力をお伝えできるのは、とても良い機会だと思ってやらせていただいています!」と、シリーズのファンとして改めて胸を張った。

町田啓太

また、本作のようなハリウッド大作映画への憧れを問われると「間違いなく興味はあります」と即答。「世界の第一線で、想像を超えるような作品作りをしている現場がどんなものかは気になりますよね。本作も細部に渡ってスケールアップしているし、それだけこだわれる努力も挑戦心も素晴らしい。オファーはいつでも待っていますね! 心の準備だけはできているんですけど」と、いつでも世界に挑戦するつもりであることを明かした。

さらに、身を護るシールドや重力を操作するテクノロジーについて触れながら、「やっぱりサンドワーム。もはやファンです!」と、映画を象徴する存在でもあるサンドワームを大プッシュ。「PART2を観てもらうとわかるんですが、今回のサンドワームは、ちょっとかわいくも儚くも見えて、なんだか感情移入しちゃいますよね。でも圧倒的に“乗りたい”ですね。映画では自分がサンドワームに乗っているような体験ができるので、あてられちゃって……!」と、すっかりその存在に夢中の様子だった。

するとそこへ、会場にゆりやんレトリィバァがサンドワームに乗ってサプライズ登場。主人公ポールが、巨大なサンドワームを乗りこなす“ライド感”あふれるシーンも話題だが、ゆりやんレトリィバァは劇中に登場する砂漠の民をイメージした衣装とゴーグルを身にまとい、会場中をサンドワームに乗って駆け抜けながら登壇し、これには登場方法を知らなかった町田は驚き「サンドワームじゃん!!」と大興奮。町田はその華麗なライドっぷりを「乗りこなしてましたね!」と絶賛し、ゆりやんレトリィバァは地面を拳でたたきながら、ポールがサンドワームを呼び寄せる映画のワンシーンを再現するなど、会場は大盛り上がりを見せた。

ゆりやんレトリィバァ

本作はアクションシーンだけでなく、主人公ポールとゼンデイヤ演じる砂漠の民の戦士・チャニの運命の恋も見逃せないポイントのひとつ。壮大な世界観の中で展開される等身大のふたりの恋愛模様について、町田は「演じるおふたりが素晴らしく、そこに息づいている人物を演じていらっしゃるからこそ感じられるものがたくさんありました。特にゼンデイヤさんは強いエナジーにあふれる女性を演じているので、ティモシーさんもそこからもらえるものがたくさんあったんだろうなと思う。通じ合っている姿がすごくエネルギッシュだったので、もっと見ていたいと思いました」と大絶賛。

ゆりやんレトリィバァは「この映画は1万年後ぐらいの世界を描いているけど、1万年先でも人間のこういう感情って変わらないんだなと思ったら素敵ですよね。ちょっとドキッとするところもありました」とコメントした。

壮大な世界を見事映像化した監督のドゥニ・ヴィルヌーヴに聞きたいことは? という質問には、町田は「監督に続編の話を聞きたいです、絶対に漏らさないので! PART2ではサプライズな演出もあったし、この先が気になりますね」と、作品ファンらしい好奇心をのぞかせた。

ゆりやんレトリィバァは、「続編ももちろん気になるけど、英語じゃない砂漠の民たちのオリジナルの言語について、どうやって作っているのか気になりました。すごく印象的でしたね!」と、砂漠の民たちが話す独自の言語「チャコブサ語」について言及した。

主演のティモシーに聞いてみたいことについては、町田は「今回の映画ではCGも素晴らしかったのですが、実際にそこにいないものを想像しながら演技することも多かったと思うんです。ティモシーさんの演技はすべてリアルだったので、撮影の時に何を想像したり投影したりしていたのかは気になりました。そういうトレーニングもたくさんされたんじゃないかな」と、ティモシーの演技力に注目。

ゆりやんレトリィバァは「砂だらけのところで撮影していたと思うので、家に帰ったら私物に砂がついているのを見て“この砂は……”と思い返すことがあったのか、聞きたいです!」と独特な観点でコメント。「私たち芸人は、賞レースから帰ってお風呂に入ったらキラキラの紙吹雪が付いているのに気づいて、“ああ、今日のやつか”と思ったりするので。ティモシーさんもそういう庶民的な体験をされたのか知りたいですね!」と語り会場を笑わせた。

町田啓太の『デューン』シリーズ出演をゆりやんが“上の人”に推薦?

今回のイベントが初共演だという町田とゆりやんレトリィバァ。お互いのイメージに近い本作の登場人物を聞かれると、町田は「サンドワームに乗って登場されたので、砂漠の民は決定で。その中でも強さがあると思うので、ゆりやんさんはチャニじゃないですかね」と、ゼンデイヤ演じるメインキャラクターのひとり・チャニを挙げた。

これに対しゆりやんレトリィバァは「ハルコンネン男爵って言われるかと思ってドキドキしてました!」と返答し、町田が「それはそれで見てみたい!」と盛り上がる一幕も。ゆりやんレトリィバァは「町田さんはもちろん主人公のポールです!」と断言。「こんなに美しい方がいらっしゃるとは……。もしこれから続編ができて日本人キャストも出演するとなったら、絶対町田さんがいいですね。上の人に言っておきます、マンションの上の人に」とコメントし、すかさず町田が「マンションの上かい!!」と突っ込むなど、初共演とは思えない相性の良さを見せていた。

イベントの最後には、ゆりやんレトリィバァと町田からメッセージが贈られた。ゆりやんレトリィバァは、「前作もめちゃめちゃちゃ面白かったですが、PART2はどんどんスピーディーにいろんなことが展開していってワクワクします! 映画は2時間半ぐらいあるけどあっという間に過ぎました。体感で言ったら“デューーーーーーーーーーーーーン”(エンジン音のように発する)……と駆け抜けていって、終わったという感じ。そのぐらいスピーディーで面白いです。今日の私たちのやりとりも、“あのシーンのことを言ってるんだ!”と思っていただけると思うので、ぜひご覧ください!」と独特の表現で映画を絶賛し、会場を沸かせた。

町田は、「本当にそれぐらい疾走感も臨場感もすごくて、素晴らしい映像体験ができます。これでもかというぐらい盛り立ててくれる音楽だったり、要所要所に出てくる見事な美術だったり、どこを見ても素晴らしい映画だなと思いました。映画館で観ないと損だなと思うぐらい。本当に“デューーーーーーーーーーーーーン”という感じなので、ぜひ観てほしいですね。観終わって周りの人と話したり共有すると、もっと楽しくなると思います。ぜひぜひ劇場に足を運んで、素晴らしい映像体験を味わってください!」と、作品ファンとして改めてその楽しみ方を熱く語っていた。

<作品情報>
映画『デューン 砂の惑星PART2』

公開中

公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/

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