交通事故、集金の紛失、不正受給…教職員の懲戒処分21件に 前年度を7件上回る=静岡県教育委員会

静岡県教育委員会は3月22日、交通死亡事故を起こした教職員ら、3人の懲戒処分を発表しました。2023年度の懲戒処分は21件と2022年度を上回っています。

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<静岡県教育委員会教育部 宮崎文秀理事>
「大変申し訳ありませんでした」

停職1か月の懲戒処分を受けたのは、静岡県東部の小学校に勤務する37歳の男性教諭です。男性教諭は2022年12月、通勤中に歩行者の女性をはねて死亡させる事故を起こし、その後、免許取り消しの行政処分と罰金50万円の刑事処分を受けました。

そのほか、40代の男性教諭は児童から集金した彫刻刀の代金を紛失するなどし戒告処分に。嘘の勤務実績を報告して約15万円を不正受給した50代の男性教諭は減給10分の1の処分を受けました。

教職員の2023年度の懲戒処分は、3月22日の時点で21件と、2022年度を7件を上回っています。

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