義足のダンサー 大前光市 ×「VR能攻殻機動隊」演出 奥秀太郎 イマーシブ・ダンス・パフォーマンス「ONE ARM」 5月5日 東京芸術劇場 上演

義足のダンサー 大前光市と、「VR能攻殻機動隊」演出 奥秀太郎による進化した肉体と最先端技術とが織りなすイマーシブ・ダンス・パフォーマンス「ONE ARM」のワールドプレミアを記念して、スペシャルパフォーマンスの開催が明らかになった。

川端康成の同名の小説(※)にインスパイアされ、義足のダンサーとして活躍する大前光市のダンスを中心に、自分の足が光る感覚になる(イマーシブスタイル)ファンタスティック・ダンス・ムービー。
VRの先を行く「イマーシブ」な体験を、映像とライブパフォーマンス。
本作品は、川端康成の同名の小説にインスパイアされ、大前光市のダンスを中心に展開。
義足という個性を武器に、昨年、青年版国民栄誉賞を受賞し、多方面での活躍が期待されているモデル、海音が大前とのコラボレーションに挑む。

映像出演として東京、ロサンゼルス、パリを拠点に日、仏、英のトリリンガルを生かし、昨今ではジョニー・デップとの共演も記憶に新しい、国際派女優・美波。
大友良英、Merzbowをはじめとした国内外のエクスペリメンタルミュージックのレジェンド達による音楽にも注目。

※『片腕』(かたうで)は、川端康成の短編小説。ある男が、ひとりの若い娘からその片腕を一晩借りうけて、自分のアパートに持ち帰り一夜を過ごす物語。官能的願望世界を、シュール・レアリズムの夢想で美しく抒情的に描いた作品。

プロフィール 振付・出演 大前光市 Koichi Oomae
舞踊家。大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。24歳の時交通事故で左脚膝下を切断するも、その後10年かけて様々なダンスを習得し国内外のコンクールにて多数の賞を受賞。2016年リオ・パラリンピック閉会式出演を機に一躍脚光を浴びる。紅白歌合戦で平井堅と共演、東京パラリンピック開会式に出演、聖火ランナーに選出。日本舞踊の英御流(はなぶさごりゅう)の名取、英御流光市を襲名する。著書に『ぼくらしく踊る』(学研プラス)がある。

演出 奥秀太郎 Shutaro Oku
映画監督/映像作家。劇場公開作品として「壊音」「日雇い刑事」「日本の裸族」「赤線」「カインの末裔」(ベルリン国際映画祭正式出品)「USB」他15作を監督。舞台演出作品として「黒猫」「ペルソナ」AKB版「仁義なき戦い」等、NODA・MAP、東宝、宝塚歌劇団、大人計画から、能、歌舞伎、落語と多岐に及ぶ。 最近ではVR、3D映像など最新技術を駆使した能舞台の演出で日本および世界各地で話題を呼んでいる。最新作は『VR能攻殻機動隊』。https://okushutaro.com/

出演
海音 Amane
義足という個性オリジナリティを武器に多方面にて活躍が期待され
2023年には青年版国民栄誉賞を受賞した ネクストブレイクモデル!https://www.fukuikei.net/profile/

映像出演 美波 Minami
1986年、東京都出身。『バトル・ロワイアル』(00/深作欣二監督)でスクリーンデビュー。多くの映画、ドラマ、舞台などに出演。文化庁「新進芸術家海外研修制度研修員」のメンバーに選出され、以降海外作品にも積極的に参加。近年の出演作では『MINAMATA-ミナマタ-』(21/アンドリュー・レヴィタス監督)、『岸辺露伴ルーヴルへ行く』(23/渡辺一貴監督)、『おまえの罪を自白しろ』(23/水田伸生監督)、『FirstLove初恋』(22/Netflix)、『仮想儀礼』(23/NHK BS)。

概要
日程・会場:2024年5月5日(日)15:30 東京芸術劇場 プレイハウス
振付・出演:大前光市
演出:奥秀太郎
出演:美波(映像出演)、海音 他
音楽:大友良英、MERZBOW、細海魚、 YAMIKURAE (Matteo Polato & Jacopo Bortolussi)、David Lavaysse 他
衣装協力:アンリアレイジ
VR技術監督:杉本麻樹(慶応大学教授)
美術:正法地美子
照明:瀬戸あずさ(balance,inc. DESIGN)
音響:田上篤志(At sound)
舞台監督:浦弘毅(URAK)
宣伝写真:越智貴雄
VRクリエイター:櫻田国治 焦仕睿
協力:スタジオアーキタンツ
主催・製作:PROJECT「ONE ARM」
料金:S席6800円 A席3800円
上演時間:約70分(上映、ライブ・パフォーマンス、アフタートーク)

公式ホームページ:http://okushutaro.com

© 株式会社テイメント