保育所などでの子どもの性被害防止へ室内カメラ設置を 高松市が議会に予算案提案

高松市は、保育所や学童施設での子どもの性被害を防ごうと室内カメラの設置を進めるための予算案を市議会に提案しました。

国の補助を受けて行うもので、市立の保育所など54施設にカメラを設置するほか、民間の保育所や放課後児童クラブなどには1施設7万5000円を上限に設置費用を補助します。

資料

この費用約1850万円を含め、一般会計で総額19億9000万円を増額する2023年度の追加補正予算案は3月25日に採決が行われます。

また、22日の本会議では新年度の一般会計当初予算案など43議案を原案通り可決しました。

2024年度の一般会計当初予算案は総額約1719億円です。子育て支援策などに21億8000万円、105カ所の放課後児童クラブを民間委託する費用やWi-Fi環境の整備費用に9億5600万円が盛り込まれています。また、ことでん太田駅と仏生山駅の間に新しい駅を整備するための補助金なども計上されています。

このほか、議員提出の若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策強化を求める意見書1件を可決しました。

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