ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、3月8日（金）から、エンターテイナー、パークの仲間たち、クルーと、全員で一緒に踊って歌うエンターテイメントをパークのさまざまなエリアで楽しむことができる「NO LIMIT！ ミュージック・フェスティバル」を開催。その一環として、3月15日（金）からは、マイメロディ＆クロミのキュートでロックなステージ「クロミ・ライブ」が初開催されている。これが紛れもない“神ショー”だったので、その素晴らしさをレポートする。
■終わる頃には“KUROMIES”に!?
今回初登場した「クロミ・ライブ」は、“世界クロミ化ツアー 2024”で、世界各国を駆け巡るマイメロディ＆クロミのキュートでロックなライブステージを楽しめるエンターテイメント。
アトラクション「シング・オン・ツアー」の近くにある「プロップドック・ステージ」で実施されている本ショーは、YouTubeで「応援ダンス振付レクチャー」動画も公開されており、ゲストは一緒にダンスをしながら楽しむことができる。
エンターテイナーによるダンスレクチャー後、クロミが元気いっぱいに登場！ 昨年のハロウィーン期間にアトラクション「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」にも搭載されたオリジナル曲「Greedy Greedy」のパフォーマンスが始まる。世界をクロミとKUROMIESでいっぱいにする計画「＃世界クロミ化計画」の一環としてリリースされた本楽曲は、高みを目指す“欲張りな自分”を全肯定するという内容で、ショーが始まるやいなや観客の自己肯定感を上げていく。「がんばるアタイって超超超さいきょ〜！」というフレーズには、「アタイも～！」と心の中で大きく叫んでしまうほど。
早速“クロミさま”のパワーに圧倒された後、トークを経て、新曲「無限の欲望 インフィニティ」を披露。抑えきれない欲望を歌ったパワフルな楽曲…と思いきや曲の途中で突如マイメロディが乱入！ 演奏の途中という断れないタイミングで「一緒に歌ってもいい？」と交渉してくる、“マイメロさま”の戦術には驚かされる。クロミも渋々承知し、パフォーマンスを続行。二人の歌声が重なる瞬間「無限の欲望 インフィニティ」はさらなる輝きを増す。
それから男性ボーカリストのランハートが登場し、今年来日したばかりのクイーン＋アダム・ランバートでおなじみのアダム・ランバートの「If I Had You」を披露。これまで“欲張りな自分”や“抑えきれない欲望”を歌ってきた本ショーに、「君がいればお金も名誉もかなわない」という愛の要素が加わる。
そんな強いメッセージとともに、マイメロディがキーボードを、クロミがドラムを叩くという神パフォーマンスが！ さらにオリジナル曲「ふたりはライバル」ではマイメロディ＆クロミがキーボードも演奏。冒頭で覚えたタオルダンスの出番もあり、会場のボルテージは最高潮になる。
約30分の間に、色とりどりのパフォーマンスを詰め込み、最後にはマイメロディ＆クロミがライブTシャツを着て来るという“ライブあるある”な演出も。ショーが終わる頃には“KUROMIES（クロミと共になりたい自分になっちゃう仲間）”になっていること間違いなしだ。パークを訪れたらぜひこの素晴らしさを浴びてほしい。
